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香港から来たアンソニー

安田記念が、別名「アジアンレース」に変わっていた。最近の安田記念には香港馬が参戦し、活躍するから、きっと、こんな別名がついたのかもしれない。いい響きだよね。「アジアンレース」って。


安田記念のパドック。私は香港のプレス、アンソニーを待っていた。アンソニーは、シンガポール、クランジ競馬場でコスモバルクが優勝した時、とてもお世話になった香港の新聞記者である。


安田記念の前日にも、私の携帯に彼からの着信があったが、忙しさにかまけて、コールしなかった。とても気になっていた。だから、安田記念はレースそのものよりも、遠路はるばると日本に来たアンソニーに会う為にも出かけた感じだった。


運よく、パドックで彼と再会した。凄く安心した。日本人なら、「ちょっと都合が悪くて行けなかった」ですむが、やはり異国から来たアンソニーには、そんな勝手な都合は言えない。今後の日本と香港の関係にもヒビが入るし…。


コスモバルクが「シンガポール航空国際カップ」の優勝馬に輝いたクランジ競馬場で、私はこのアンソニーに、それはたくさんの励ましの言葉をもらった。パドックのオッズ板の下にくるたび、寂しそうに「ひひーひーん」と嘶くうバルクが心配で、アンソニーに「コスモバルク、大丈夫かな?」と英語で言うと、アンソニーは「大丈夫、大丈夫。心配しないで。日本から、貴女がきたから、バルクは興奮しているんですよ」と、ウインクしてくれた。


そして、バルクが優勝すると、アンソニーは「コングラッチュレーション!あなたの気持ちが通じたんですよ!」とお祝いの握手をしてくれた。アンソニーの国の馬は敗れてしまったにも関わらず、その器の大きさに感動していた。なんとグローバルな人だこと。


今年の安田記念は、香港馬、ブリッシュラックが颯爽とゴールを決めて、優勝馬に輝いた。日本馬では、ダイワメジャーを推していた私だが、ブリッシュラックの優勝にも素直に拍手を送っていた。


私がシンガポールでいただいた、お心使いや励ましを、その倍以上にして、アンソニーにお返ししてあげたくなった。私がバルクの優勝に感激したようにアンソニーの歓喜も手に取るように分かっていた。



アウエイで戦う人や馬の素晴らしさって、応援する人たちに愛国心があったということを思い出せてくれることなのである。ややおもすれば、愛国心は危険な方向に行きそうな日本であるが、スポーツの世界では、ファンであればこそ、誰の心にも共通するものなのかもしれない。



ワールドカップ。ジーコジャパンを応援するために、ドイツに旅たつサポーターも、きっとこんな気持ちなんだと、改めて思った。


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