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嫌われ松子の一生

ここのところ、日本映画で感動したものには、いつも中谷美紀が出演している。


「電車男」のエルメス、「力道山」の楚々とした妻。そして、今回の「嫌われ松子の一生」。


監督は中島哲也さん。「下妻物語」では、散々笑わせて泣かせていただきました。レディスの土屋アンナのキャラがあまりにも印象的だったので、「下妻物語」以来、私は土屋アンナの大ファンになりました。


現実とも空想ともつかない、色とりどりのコラージュを駆使した映像の斬新さ。そして、内容のおかしさと胸にジーンとくるような哀感。完璧な脚本。映画としての欠点が一つもありませんでした。


おしるこにちょっぴり塩を入れると甘味が際立つように、喜劇の隠し味は実はペーソスなんですよね。ま、この原点がチャップリンやビリー・ワイルダーなんですが…。


「嫌われ松子の一生」も正真正銘の喜劇。しかし、また、この作品でも、絶妙の隠し味はペーソスでした。人の悲しみでした。


全てに傷つき、食って眠るしか自分の存在価値が見出せなくなり、ぶくぶくに太った松子を演じた中谷美紀のラストシーンは素晴らしい。ミュージカル「キャッツ」のメモリーを唄う落ちぶれたメス猫のようでした。


これからも、中谷美紀が出演する映画は絶対に見なくちゃ!凄いいい作品です。お時間があったら、是非ご覧ください。体温が2~3度は上がるでしょうね。


 


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