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バカの壁

養老孟司著の「バカの壁」っていう本が売れているそうだ。題名が実にいい。
バカにもきちんと壁があって、壁のないバカの私はホッとした。

 自律神経失調症(見栄を張らずに言うと、更年期障害)の私は、朝がまるっきりダメ。

朝食の支度をしようとすると、トルコで素っ裸になって、国際問題起こしたコメディアン、江頭(えがしら)2時50分(10分だったか)みたいに、ぶっ倒れてしまう。

 だから、朝食の支度をしない。家族それぞれが、勝手に朝食を作る最近だが、この話を友人にすると、「たるんでいるのよ!」とか「よくそれで亭主や子供が怒んないよね。羨ましい!」とか、「私だって朝食作るのは嫌だけど、仕方ないからやってんのよ!」と、さも私が怠けているかのように、カツを入れてくれる。でも、本当に江頭2:50分(10分?)みたいになるんだから、しょうがない。

 で、家族がそれぞれ、出勤、登校した後になると、やっと回復して、動こうとする交感神経が活発になってくる。が、それでもまた、副交感神経が悪さをして、動きたくなくなる。

 動くにはロックしかない。今ハマっているのが、ボンジョヴィの「You are born to be my baby」直訳すると、「おまえはオレの女になるために生まれてきたんだよ」(こんなこと、マジ、ジョン・ボンジョヴィに言われたら、更年期障害なんか吹っ飛ぶよね)、これを聴くといつのまにか元気になり、今度は元気になり過ぎて踊り始める。

 腰をセクシーにひねり、頭を大きく揺すりヘッドバン。ジョン・ボンジョヴィの美しい写真を眺めながら、部屋中、踊り回るのだ。ハタから見たら、狂気の沙汰、バカの壁どころか、宇宙規模的壁のないバカが踊っていると思うだろう。自分で悦に入っている私は、間違っても絶対にハタにはなれないから悲しい。

 そこに、大学生の息子が忘れ物を取りに戻って来た。玄関が開いた瞬間、ライブ会場みたいな割れ響くような爆音とともに、母親が狂ったように踊っている姿を見て、

 「オレんちって変わってんよね…。」

 ボソッと言った。どうも、私にはバカの壁は存在せず、バリアフリー、無限のバカなんじゃないかと不安になった一日だった。
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騎手・マリリンヨーコ | Home | 閉ざされた森

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