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東北関東大地震~負けてはいられないぞ!

2011年3月11日(金曜日)、午後2時46分

晴天の朝、いつものように、お洗濯をして、いつものようにお掃除をして、「笑っていいとも」を見ながらお昼ご飯を食べて、外出の支度をして、玄関のドアを開けた瞬間だった。

最初は横揺れで大した地震じゃないな、いつもあるような地震くらいかなと、揺れが治まるのを玄関で待っていた。

しかし、その揺れはどんどんと大きくなり、ミシミシという音を立てながら、かつて経験したことのない巨大な揺れに変わっていった。ニュージーランドのクライストチャーチの地震の恐怖が覚めやらぬ私は、咄嗟に部屋に戻り、部屋中の窓を開け、少ない保存食箱を持って、外に出た。

そこからだ。駐車場にある車たちが、まるで、ダンスを踊るかのように、浮き上がったり、左右に動いたり、車同士が車体をぶつけ合うほどの揺れが襲ってきた。

立っていられないほどのグラグラとした横揺れが、さらに大きくなり、電線や植木が激しく揺さぶられ、建物そのものが、本当に揺れている。

このまま、日本は沈没してしまうのか?そんな恐怖で、一瞬私は「死」を予期した。乳飲み子を抱いた若いお母さんも外に飛び出してきて、しゃがんでいる。顔見知りの近所の人たちは真っ青になって飛び出してきた。

みんなが最大の恐怖の中でたむろっていた。

なんとか、揺れの振幅が少なくなってきたので、「あー、良かった。もう揺れが治まったのかもしれないですね」と、声をかけあって、ホッとしていた。家の中がめちゃくちゃになっているかもしれないから、一端、皆は部屋の様子を見に行った。

それから、わずか20分後くらいだろうか。また大きな揺れがやってきた。しかし、私はこれは余震だから、さっきみたいな巨大な揺れは来ないだろうと、たかをくくっていた。しかし、2度目の揺れは最初の揺れ以上に激しくなってきた。

また、私は外に出た。みんな出てきた。

ホッとしたのも束の間、私たちは、また集まって、恐怖におののきながら揺れが治まるのを神様に祈っていた。

1度目の地震の震源地が3陸沖、2度目が茨城沖。後でわかったのは、2回とも東日本を切断してしまうような、本震であったことだ。

巨大地震がタイムラグもなく2つも同時に襲ってきたのだ。

その後の被害の悲惨さは、誰もがテレビで見て茫然自失になってただろう。

私の主人の郷里は宮城県の震度7と指定された地域だった。

携帯のYAHOOニュースで震源地と震度を知った。

夫も娘も都内の会社にいる。息子はたまたまお休みだったので車で彼女とデートしていた。震源地から離れているも、この巨大地震は普通ではない。怪我をしてないか、無事なのか?そればかりが気になった。

携帯に電話しても誰にもつながらない。携帯の無力さを感じていた。あらゆる文明は自然の脅威には叶わないのだ。そんなことを思った。

巨大な余震が数分置きにやってくる中、家に戻り、大きな家具のない部屋に避難していた。テレビをつけると、岩手、宮城、福島の被害の様子が少しだけ映ってきた。

瞬間、津波警報が出されたが、数分も待つことなく、今度は巨大な津波が岩手、宮城、福島沖を襲ってきた。

「こわい…。どうしよう…」

たった一人で家にいるのが怖かった。夫、娘、息子の携帯に電話しても相変わらずつながらない。

とにかくお水を確保しようと、蛇口をひねるとすでに水が出なかった。

備蓄してある水を数本確認した。

ただひたすら、やることはメールを打ったり、電話をかけ、電話を待つことだけだった。

孤独だった。怖かった。午後2時46分後、日本はのどかな午後から、阿鼻叫喚の地獄と変わってしまった。

やっと、6時を回った頃に、家族の無事を確認した。

ホッとした。

しかし、その後のニュースで行方不明者の数の多さ、そして、いまだに家族の安否がわからない人々の気持ちを察すると素直に喜ぶ気になれなかった。

いてもたってもいられず、マンションの管理人さんの事務所に行き、近所の人たちと一緒になって、非常水の確保に東奔西走していた。

赤ちゃんを抱いた若いお母さんも、子供を抱きながら非常水を運んでいた。そんな非常事態でも、赤ちゃんはうれしそうに笑っていた。

その笑顔に癒されていた。

みんな同じ思いだった。みんなが助け合うこと、今はそれしかない。

みんな同じ思いで動いていた。

被害地の死者の数は万単位になるだろかもしれない。助けを待つ生存者の所に救援は着いていない。

この世の地獄だ。

しかし、しかし、悲観してはいけない。広島、長崎の原爆から、日本は見事に立ち直った。日本人は世界一強い民族だ。

負けてはいけない!負けてはいられない!強い気持ち、人を助ける気持ち。

負けてはいられない!

みんな、負けちゃだめだ!

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