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アクセル・ローズ、ありがとう!(ガンズ&ローゼズ ライブ イン 東京ドーム 2009)

アクセル・ローズ



「ガンズ&ローゼズ」のボーカリスト・アクセル・ローズ 47歳

あの世界的規模で大ヒットを放ったアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」の時、アクセル・ローズは25歳だった。

アクセル・ローズのハチャメチャな性格、メンバーと喧嘩しては決裂の繰り返し。まさに、彼は「アペタイト・フォー・ディストラクション」を地で行くようなミュージシャンだ。

しかし、彼の生い立ちを探ってみたら、子供の頃、父親から虐待を受け、人間不信に陥った辛い過去があった。

アクセルは生まれた時から「負」の人生を歩む運命にあったのだ。

そのエピソードが、彼の破壊的な性格の礎となったのであれば、それもなぜか許せるような気がする。

             【2009年12月19日(日)東京ドーム】 

 開場時間は4時、開演開始は6時。私はガンズのグッツが欲しくて、すでに4時には東京ドームに着いていた。グッツ売り場はメチャクチャ混雑していたが、長蛇の列に並んで、ガンズの十八番の「髑髏マーク」のチビTシャツを一枚買った。

 会場に入ると、まだ時間が早かったせいか、アリーナ席はまばら。ガンズの前座となる日本の「ムック」というバンドのライブも見たが、ガンズの前ではかすんでしまうのが不憫だった。

 午後6時を回った頃にはアリーナ席は満杯になっていた。私の隣の席には栃木からやってきたアクセルファンの男性が二人いて、ほろ酔い加減だった。前の席にも、後ろの席にもいるアクセルファンの熱気に囲まれて、私の体温は1度ほど上昇していた。


 午後6時半。舞台は暗転した。ついにアクセル・ローズの「ガンズ&ローゼズ」の登場である。私は胸がドキドキした。ライブの興奮の50%は、この暗転してミュージシャンが現れるまでの間で燃焼するのは私だけでないだろう。

 オープニングの曲は思った通り「チャイニーズ・デモクラシー」だった。

 次のナンバーもこのアルバムの曲だとばかり思っていた。

しかし、しかし、しかしぃ!

 次の曲は私が一番聴きたかったあの曲、「WELCOME TO THE JUNGLE」だった。イントロのさわりで何度も繰り返し止め、焦らせて焦らせて、「アクセルよー、もう、我慢できねーよー!」と、周囲にいたファンと一緒になって声を荒げていると、ついに、あのぶっ飛ぶイントロダクションが始まった。

 アクセルの狼のような嘶きが始まった瞬間、ライブは始まったばかりなのに、まるで火山が爆発して、溶岩が会場に流れ込んできたような熱さとなっていた。

 観客は総立ち。

「WELCOME TO THE JUNGLE」という神の落とし子みたいな得体の知れない謎の曲に、私も興奮して腕を振り上げていた。

 うれしいことに、次の曲も「IT'S SO EASY 」「MR.BROWNSTONE 」と続き、「アペタイト・フォー・ディストラクション」のベストヒットは、完結していた。

 「チャイニーズ・デモクラシー」は先の日記で「いまいち」と書いてしまったけど、ライブ会場で聴いてみたら、これも実に良かったのだ。

 撤回。

 やはり、スタジオテイクよりも、ガンズはなんと言っても「ライブ」なんだとも思った。

 延々とライブは流れ、なんと、終了したの午後10時10分。約3時間40分もの記録的な長編ライブだった。アンコールのラストは「パラダイスシティ」。舞台には火が上がり、会場には花びらが散った。それは東京という「パラダイスシティー」をオマージュしているかのようだった。

 アクセルは分かっているんだ。ファンが何を求めているか、何を欲しがっているかも。

 アクセル・ローズ 47歳。
 ちょっとだけメタボ。
 だから、20代の頃のアクセルと比較してはいけない。

 中年の域に入ったアクセルだが、3時間40分間ものアグレッシブなライブ。アクセルは舞台の端から端まで疾走しながら唄い続けた。その激烈するタフなパワーに、会場にいたファンたちは、明日への生きる希望と活力を貰ったに違いない。

 アクセル・ローズ、ありがとう!
 

【セットリスト】
CHINESE DEMOCRACY
WELCOME TO THE JUNGLE
IT'S SO EASY
MR.BROWNSTONE
CATCHER IN THE RYE
SORRY
IF THE WORLD(この曲は、レオナルド・ディカプリオ主演映画『ワールドオブライズ』のエンディング曲)
(jam featuring Richard Fortus)
LIVE AND LET DIE〈Paul McCartney & Wings〉
(Dizzy Reed piano solo)
STREET OF DREAMS
YOU COULD BE MINE
ROCKET QUEEN
MY MICHELLE
(DJ Ashba guitar solo)
SWEET CHILD O' MINE
SHACKLER'S REVENGE
I.R.S.
(Axl Rose piano solo)(アクセルのピアノソロは素晴らしかった!)
NOVEMBER RAIN
WHOLE LOTTA ROSIE〈AC/DC〉のカバー曲
KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR〈Bob Dylan〉のカバー曲
SCRAPED
PROSTITUTE
THIS I LOVE
(Frank Ferrer drums solo)
OUT TA GET ME
(Bumblefoot guitar solo)
DON'T CRY
NIGHTRAIN

【アンコール】

MADAGASCAR
THERE WAS A TIME
MY GENERATION
BETTER
PATIENCE
NICE BOYS
PARADISE CITY(エンディングにふさわしい最高の選曲だった!最高!!!)
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2010年はマイケル・ジャクソンの「スリラー」から | Home | 「チャイニーズ・デモクラシー」 ガンズ&ローゼズ 

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