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「1Q84」

  「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」

 イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」を受賞した作家・村上春樹さんの授賞式でのスピーチだ。実を言うと、村上春樹作品は全く読んだことがなかったが、このイスラエルのガザ地区攻撃批判のスピーチで、私は熱狂的な村上春樹ファンになってしまった。

 作品よりも先に行動や言動に魅了されたということは、ある意味では物書きの方には大変失礼なことだと思うが、これは正直な気持ちなので嘘は言えない。

 あのスピーチから数ヶ月。ついに村上春樹の新作が出た。内容、レジメなどは一切公表しないで出版に到ったそうだ。隠せば、隠すほど、読みたくなるという読者の深層心理をくすぐるやり方に脱帽である。

 発売前から予約が殺到し、発売日に68万部を売り上げるという快挙。各書店では売り切れ御礼のお札が。この出版不況の中で、活字が大手を振って世の中に一石を投じている現象は、とても頼もしい。

 とうことで、「1Q84」を手に入れ、読み始めている。本来なら前編、後編を読破してから感想を書くべきところであるが、読み始めて2日間で、もう3分の2まで読んでしまった。ハードカバーの分厚い本なのに、久しぶりに読書に没頭しきっている。

 「青豆」という女と「天吾」という男の話が交互に交錯したミステリータッチの作品なのだが、1ページ目を開いたその瞬間から、私は村上春樹ワールドに没入した。ストーリーテリングに満ち溢れていて、読みやすい。時々、人間の本質に迫る俗っぽさもたまらない。

 イスラエルでのあのスピーチが伏線になっているのかもと、唸らせた。

 とにかく先が先が読みたくて、何も手につかない。

 ここ2~3日は、村上春樹ワールドに耽溺してしまいそうだ。
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コメント

買っちゃいました!

迷っていた本ですが、買っちゃいました!
少し活字離れしていたのですが作った眼鏡のせいかなぁ~
急に読みたいという感情が戻ってきたところで陽子さんの記事に
であっていまアマゾンに注文しました。
他にもあるのでどれから読み始めようか今夜悩むことにします。

2009/07/21 (Tue) 20:37 | 大木晴子 #eRxyZ0ZU | URL | 編集
凄い!読ませるぜ!

晴子ちゃん。

「1Q84」はお勧めよ。すでに後半も読み終えているところ。

このまま、ずっと続いていくようなので、楽しみよ。

活字はやっぱいいね。活字が横行しない世界なんていけないよね。

2009/07/28 (Tue) 20:13 | マリリン #- | URL | 編集

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