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消えたヘアーブラシの謎

色々と私的公的で忙しかったので、ヒップホップダンスも筋トレも真面目にやってなかったけど、今日は思う存分に、ジムでボディバイブとヒップホップダンスを狂ったように踊り、体の不要物をみ~んな追い出してきて、すごい充実だわん。

しかし、ジムに来る人たちはなぜジムに来るのか?もちろん健康維持と体脂肪撲滅のためだろうが、いつしか、定年退職したおっさんや、そんなウザイおっさんを夫に持った熟年の妻たちのたまり場になっているのも事実だ。

つまり、午後1時から5時くらいまで、高齢者の溜り場と化し、高齢者の救済の場所になっている。60代から70代の人生の諸先輩のお話も、時としてためになることも多くて、スポーツジムだけでも、一冊の本が書けそうな気がする。

ボディバイブで筋トレ、ヒップホップで有酸素。かなりハードにトレーニングした後、マリリンは速攻、筋肉をほぐすためのベルトバイブマシーンに直行する。これはかなり効果があり、足取りも手取りも軽くなるのだ。

「グルグル、グルグル、ドッ、ドッ、ドっ、ピャキピャキ、ド、ド、ド」と酷使した右足をバイブにかけて、悦に入っていたマリリン。右隣には、いつもいる顔見知りの人のいいおじさんが、同じくウエストにベルトマシーンをかけている。

このおじさんはとってもいい人で、朝起きると奥さんに、

「お父さん、今日もジムに行くんでしょ?早く行ってらっしゃいよ!夕方まで、そうそう、夕飯までゆっくり楽しんできてね」と、朝食も食べ終わらないうちに、奥さんに追い出されるそうだ。だから、体調が悪くても、我慢してジムに来ている。奥さんの気持ちもわからないまでもないが、風邪引いていても奥さんにおん出されるこの70代のおじ様にちょっとだけ、哀愁感じてしまう。

「そういえばね、女風呂のヘアーブラシって、無くならない?」と、バイブで、「びゅるんびゅるん」いわせながらおじさんが、同じく「びゅるんびゅるん」とほぐしている私に、突然尋ねてきた。

「えっ?更衣室にある、備えつけのヘアーブラシ?」

「うん、そうだよ。最近ね、不景気のせいか、男風呂のヘアーブラシが無くなるそうだよ」

「えっ?そうなの、女湯はそんなことないなー。私の目から見ても。でも、備えつけのブラシなんて、超安物で家に持って帰っても、何の役にもたたないじゃんね」

「いやいや、ヘアーブラシ一本でも、大事な時代が来たんだよ。でもさ、オレは絶対に盗んでいかないよ」 

おじさんは妙に真面目顔になった。

「えっ?だって、おじ様は大金持ちだもん、ジムのヘアーブラシなんかいらないジャン」と私。

「いや、お金の問題じゃなくてさ、オレは絶対に犯人じゃないよ。だって、オレの頭見れば、分かるでしょ?ツルツルのマルッパゲ、ドライヤーなんかも使ったことないよ。自然乾燥だものね。オレは絶対に持っていかないから、『シロ』だよな」

と得意そにツルッパゲ頭を撫でる。誰もおじ様が犯人だって言ってないしょ。

「ツルッパゲにドライヤーやったら大やけどするし、おじさんがブラシやドライヤー使うなんて、誰も思ってないから安心してよ。もし、おじさんがドライヤー使っていたら、もっと不気味じゃん。バーナーで焦げ目をつけたロールパンみたいで、マゾだと思われるよ。」

私とおじさんは顔を見合わせて大笑いした。

なんとも、コミカルな瞬間、ほのぼのとした瞬間。

「じゃ、ツルッパゲ以外のお客が持って行ったことは事実だよね?」と、おじさんは俄然元気になる。

「あったりまえジャン。犯人は毛がふさふさで瑛太みたいな男の子じゃないの?」

「アハハ。そうか。で、瑛太って誰?」

マリリンは瑛太の説明をしなかったけど、平和でほのぼのとした午後だった。
久々にまったりした一日だった。

こんなおじさん、大好きだな。

平和な一日に感謝!!!!
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ユーラシア大陸横断!!!! | Home | さー、南アフリカへ。

コメント

マリリンの日常日記に遭遇しました家のおじいちゃんみたいで笑えたマリリンさんにも興味いっぱいでーす。

2009/06/16 (Tue) 18:25 | キナコ #- | URL | 編集

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