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できちゃった婚

 幼馴染の娘が、「できちゃった」そうだ。

 つまり、お腹に赤ちゃんができちゃったということ。親友はパニックになり、娘とその父親になるカレシを罵詈雑言し、怒って、マリリンに電話してきた。

 「まさか、私の娘がこんなことになるとは、カレシがいるのは知っていたし結婚を仄めかすようなことは言っていたけど、まさか、こんな結果になるとは…。高い教育費払って、大学院まで入れて、やっと就職したばかりで、これから親孝行してもらおうって思ってた矢先なのにぃ!むかつくー!!!」

 ま、彼女の気持ちも分からないこともない。

 30年前の恋愛の価値感を言えば、アナクロだけど、幼馴染と私たちの若い時代には、付き合っている男とセックスしても極力守っていたのが避妊だった。というのも、赤ちゃんができて一番リスクを背負うのが女だったからだ。

 10ヶ月もポンポコリンのでっかいお腹を抱え、お酒も煙草も飲めないし、旅行もできないし、もちろん仕事だって辞めなくちゃなんない。今みたいに、男女雇用均等法もないから、育児休暇の後に職場に復帰するなんて、夢のまた夢だった。

 だから、「アラフィー」(アラウンドフィフティ、アラウンド50、今私が作った言葉)の私たち世代は妊娠だけはどうしても避けたかった。もののはずみで、合体しても、絶対に赤ちゃんができないようにセックスしていた。男は本能のままに突進してくるから、女の方で防御するのがベストだった。こっそりといつもバックの中にコンドームを入れてあったりして…。悪い女と思われても…。

 で、「できちゃった婚」に話を戻すと、今や、私が抱いていた20代の時の価値感とは、全く変わっていた。

 結婚率が下がっているのは、今の若い男女が真っ向から結婚という形式に突入することに恐れと不安を抱いているからだろう。

 その理由の一つがこの不況だ。リーマンブラザーズの倒産、株価の暴落、来年には失業率が8%、自動車産業は2000人をリストラするとか、テレビ局も広告収入が入らず経費節減とか、出版業界は氷河期とか、中央競馬の馬券の売り上げ激減とか、消費税8%とか…。暗い話ばかりだ。

 若い人たちが未来に不安を持つのは当然で、だからこそ結婚をためらってしまう。少子化がおのずと進むのも無理がない。

 しかし、先の読めない不況の中で、結婚したり子供を持つことが、そんなに不安なことなんだろうか?身分相応の生活をしていれば、結婚することも子供を育てることも、そんなに難しいことではないような気がする。食品の物価が上がっても、その抜け道でディスカントスーパーが登場してくれるし、「39マート」みたいな390円で買える古着屋だってある。

 衣食住の中で、衣食がクリアできると、問題なのは住である。これが一番の出費になるかも知れないが、贅沢な住まいでなければ都内でも家賃40000円くらいの物件もあるはずだ。

 アラフィーの私たち世代の時と、物価と家賃とほとんど変わっていない。さっきも言ったように、今は男女雇用均等法があるから、妻も現職復帰の可能性があるし、少子化の歯止めのために働く女性にとって子供の産みやすい環境があることも事実である。

 ということは、今こそ、子供を産むチャンスの時じゃないかな。国は子供を産んでくれる女性を大切にしてくれる。堂々と子供を産んで、堂々と身分相応の生活をして、堂々と生きていけばいい。私の周囲で、見分不相応に、贅を尽くし、カッコつけた生活やっているカップルにろくなもんがいねぇ。小室哲哉みたいに破綻の日が来るのが目に見えて分かる。

 質素に地道こそ力なり。

 結婚に踏み切れないカップルにとって、「できちゃった婚」ほど、今の時代に合った弾ける「婚活」だと思うんだけど…。

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2008/11/27 (Thu) 06:07 | # | | 編集

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