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「三浦和義」劇場の終幕

 27年前、ロスで妻を殺害され、一躍悲劇の夫、美談の人となった三浦和義。

 しかし、その美談の人の背後に隠れていたのは保険金目当ての妻殺害の嫌疑だった。それをスクープしたのが「週刊文春」だった。スクープ記事「疑惑の銃弾」により、三浦和義は稀代の大悪党ということで、連日のようにマスコミが狂気の取材合戦を重ねていた。

 どんなにインターネットの情報が進歩しても、正義のために、真実を知るために、「記者は足で稼げ」の記者魂がなければ、現代でもこの事件は暴くことができなかっただろう。週刊誌が、本来の週刊誌の役割を果たした貴重なスクープだった。

 日本では無罪判定を受けていた三浦和義が、サイパンで逮捕された時、私は長い間三浦和義事件を追っていた元ロス市警の日系人ジミー・佐古田さんの力が働いていたと知り、びっくりした。

 27年にもわたり、ジミー・佐古田さんは、なぜにかくも三浦和義にこだわっているのかと、深く考えていた。多分、ジミーさんは日系人であるからこそ、アメリカで犯罪を起こした日本人が許せなかったのかもしれない。

 一種の同胞に対する近親憎悪が、今回の三浦再逮捕にまで発展させたのかもしれない。

 そして、先日三浦和義はロスの独房で謎の自殺をした。事件はまたも藪の中になってしまった。

 ロス事件発覚後、三浦を擁護しかばった2番目の奥さんの良枝さんも、とてもエキセントリックな女性だった。モデル出身のスタイル抜群の美人で、三浦以上に強烈なオーラを放っていた。連日のテレビ局の取材に凛として答え、時には不屈な笑みまで浮かべ、三浦を守るため必死にマスコミ対策をしていたことを鮮明に覚えている。

 三浦和義が自殺したという報道で、すでに良枝さんは三浦と離婚しているとばかり思っていたが、今も妻として三浦和義を守り、今回の自殺に対してアメリカに遺憾の意を表し、近々遺体を引き取りにいくそうだ。

 27年たっても、この夫婦はまるで犯罪映画の主人公のような奇想天外な人生を送っている。見ようによっては、映画「俺たちに明日はない」のボニーとクライドもダブってくる。

しかし、今回の三浦自殺で、確実に「三浦和義」劇団は解散になったことだけは確かだと思った。

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