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クリスマスイブ

 この年になると、クリスマスイブもお正月もへったくれもなくなる。なんか、暮れの街の喧騒にムカつき、腹が立ってしょうがない。夜になると、外壁や庭をツリーイルミネーションで飾り立て、煌々とネオンサインを出している家を見ると、「おめー、バカか」と思う。消費電力の無駄使い甚だしい。節電しろっつーの!

 娘は今年もカレシのために、ケーキを焼いていた。去年はそのケーキのデコレーション文字を、亀田興毅の言葉、「どんなもんじゃい!」と書けと薦めたら、娘はその後、全く口を聞いてくれなかった。今年も一生懸命、愛すべきカレシのために、デコレーション文字を作成している娘をからかってやった。

 「ねー、去年は、『どんなもんじゃい!』がお薦めだったけどさー、今年は何がいいかな?」

娘はまた今年も?うるせー。てな顔して無視している。

 「ねー、今年はこれがいいんじゃない?『でもそんなの関係ねー、オッパッピー』かさ、ルー大柴語の『藪からスティック。今夜はツギャザーしようぜ!』かさ、『特に別に』なんかにしたら」

 娘はあきれた顔で私を見ている。

「ママさー。どうでもいいけど、クリスマスイブなんだから、もう少し自分の人生考えたら。パパと二人で食事にでも行きゃーいいじゃんよ。ゴリエみたいな顔して人のことからかわないでよ!」

 「ゴリエ?」

 「ゴリエじゃなかったら、ジャイコだよ!!」

 娘は怒りながら、出来上がったケーキを綺麗で可愛い箱につめ、真っ赤なおリボンを結んでさっさかカレシの元に行ってしまった。

 それにしても、「ゴリエにジャイコ」。さすが私の娘。奇抜な表現をする。どちらかと言うと、「ドラえもん」のジャイアンの妹のジャイコより、ゴリエの方が気に入った。

 ま、人の恋路にいちゃもんつけているのも、昨日の有馬記念の結果が、大穴のマツリダゴッホだったせいかもしれない。

 クリスマスイブという行事も、子供の小さい頃なら盛り上がったが、でっかくなって、それぞれがカレシやカノジョと過ごす頃になると、家の中にはメタボになりつつあるオヤジとババーが二人残るだけ。

 メタボ解消、体脂肪を燃やすために、久しぶりにヒップホップのレッスンを受けに行った。クリスマスイブが休日だから、きっと生徒の数は少ないかと思ったら、やはり、だった。若い男の子、女の子の姿は見えず、中年にさしかかったオジサン、オバサンばかり。

 仲間の一人が「ねー。本当はさー。クリスマスイブでも何の予定もないくせに、わざとレッスンに来ないらしいよー。カレシやカノジョがいないと思われるのが恥ずかしいんだろうね」

 そうか。そういった核心をつくような生々しい理由が若い子たちにはあるのか。イブに一人ぼっちは、何よりも寂しくて、恥ずかしいものなのかもしれない。なんか切ないね。かわいいね。

 それに引き替え、オババになるとイブも正月もへったくれもなくなるから、楽しいイベントに一人でいる孤独感なんて皆無になる。寄る年波もこういう時は強靭で、便利なもんだ。

 イブでも、熱~くヒップホップを2時間踊り、その後に、ボデイバンプのレッスンで50キログラムのバーベル担いでスクワット、腕立て伏せと腹筋を1時間。閉めはビランクスヨガ。

 大汗かいて、体脂肪を燃やし、ひたすら減量に励んだ。ま、1キログラムは減ったであろうとジコマンで帰宅すると、家の中は旦那と私だけ。今さら二人でクリスマスイブなんていうムードでなかったので、昨晩の残りのおでんと鳥のから揚げを温め、3匹200円の秋刀魚の開きを焼いて、黙々と食べていた。

 よそのご夫妻は、もっとロマンチックにイブを過ごしているんだろうかね。でも、実際、家みたいに、こんな風に過ごす人の方が多くて、若い子でもカレシやカノジョとルンルン、にゃんにゃんやって熱々の夜を過ごしているカップルってそれほど多くないんじゃないかなぁ。「クリスマスは一人でいてはいけない、ロマンチックに過ごすもん」てなクリスマス産業の商業ペースに乗せられてるだけでさ。

 どうだろ?



  

 
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コメント

最近の日本のクリスマスっておかしいよね・・ クリスマス前になると彼氏彼女をなんとか作らないと、とあせる若者もこっけいだしね・・ クリスマスは、本来家族で静かに祝うものなのだろうけど。日本は正月がそういう存在なのかもね。まあいずれにせよ、お嬢さんはケーキをあげる彼がいてよかったね!恋心は大切よ!

2007/12/27 (Thu) 04:05 | yukko #- | URL | 編集
ミラノから?

ミラノでしょ?いいなー!
ミラノのクリスマスってどんだけー?

いいなー!異文化で迎えるクリスマス。ミラノ市内は渋谷のハチ公前や新宿東口みたいなところはないよね?

ミラノ報告待っているからね。体に気をつけてね。

2007/12/28 (Fri) 11:02 | マリリン #- | URL | 編集

ミラノ市内で渋谷?あるある。ドゥオーモ近辺はすごい人だったよ。観光客や、屋台や似顔絵かきや、にせブランドバックを売るあやしいお兄さんたちでいっぱいだったよ。思わずバックを押さえながら歩いた。おおみそかの夜もすごい混雑で、空は花火、地面は爆竹で、かなりおそろしかった。しかし、縁あって異文化で迎えたクリスマスと正月はそんなに楽しいものではなかったです。日本人はやっぱり紅白歌合戦見て蕎麦食って、初詣いっておせち食べなきゃね・・・・とりあえず あけましておめでとう!今年もマリリンのブログを楽しみにしています。

2008/01/02 (Wed) 18:53 | yukko #- | URL | 編集
yukkoちゃんへ

Happy New Year!

一昨年、ミラノのドゥオーモ聖堂には行ったよ。確かゴシック式の美しい聖堂だよね。ミラノはヴスコンティ家が統一していて、巨匠ルキノ・ヴスコンティはその末裔。「ベニスに死す」の名監督ヴスコンティは競馬もお好きだったそうだ。

そのあたりも、駐在している時に調べておくれよ!6月には「ミラノ大賞典」に行くからね。サンシーロ競馬場のすぐ側に住んでいるとは、マリリンにとってはラッキーなんよ!すまん。

そういえば、フィレンツエに行った時にも、街では燃油高騰のデモがあって、確かに爆竹、花火はイタリアの象徴なのかな?

ね、Yukkoちゃん。ミラノ駐在記のブログ立ち上げてみてよ。ストレートにミラノが味わえるから、検討してくれや。

今年もしこよろ。お世話になりますだ。

2008/01/06 (Sun) 06:53 | マリリン #- | URL | 編集

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