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石原真理子の気持ち

女優の石原真理子が自叙伝を出した。

自分の男性遍歴を全て吐き出し、そこから第2の人生をスタートさせたいという気持ちで本を出したそうだ。本のタイトルは「ふぞろいな秘密」。今日のワイドショーは石原真理子一色だった。

私は山田太一脚本の不世出のテレビドラマ「ふぞろいの林檎たち」で10代の駆け出し看護婦を演じた石原真理子にとても魅了された。相棒の手塚理美もとっても初々しかった。物語も嘘偽りがない。あの当時の若者を真っ向から描き、とても感動的で、楽しいドラマだった。三流大学の学生を演じた、中井貴一、柳沢慎吾、時任三郎も圧巻だった。BGMのサザンの「愛しのエリー」も最高だった。

石原真理子のニヒルで斜に構えたわがままな演技は、古い話だがフランスの小悪魔女優、ミレーヌ・ドモンジョを思い浮かべた。

私生活もお騒がせの人で、「安全地帯」の玉置浩二との不倫スキャンダルにはハラハラドキドキしたが、あのエリザベス・テーラーも8度の離婚を繰り返した恋多き女だったので、女優にはスキャンダルはつき物だと思っていたので、これも致し方ない。男は芸の肥やしなのだ。

今日、ワイドショーに出ていた石原真理子は、あの10代の石原真理子ではない。42歳。立派な熟年女性になっていた。愛くるしい笑顔やキュートな目元にはうっすらと小じわがより、年相応の顔つきになっていたが、これはこれで、綺麗だと思った。

私は石原真理子の気持ちがよくわかる。過去につきあっていた男たちとの恋愛を暴露することで、自分の気持ちを整理したい、次なるステップアップにしたい。これは芸能人であれば、誰もが思うことである。だから、これに利用された男たちは怒り心頭するかも知れないが、抑えて欲しい。芸能人であれ、文化人であれ、政治家でれ、一度でもいいからメディアに露出した人にはプライバシーはないと思っている。どんなファンでもスターの私生活は覗きたい。これが憧れる者に対する歪んだ純粋なファン心理でもあるのだ。

人気商売は私生活を切り売りして生き延びる。よしんば、今回の石原真理子の暴露で、その本の中に出ていた芸能人が、また脚光を浴びるかもしれない。やってくれました、真理ちゃんと思っている元恋人もいるはずだ。

ただ一つ、今回の記者会見で石原真理子は最大の間違いを、いや、錯覚だろうか、披露してしまった。それはこの本を出版した動機である。正々堂々と「売名とステップアップ」のためと、なぜ言えない。芸能界で受けたいじめ、セクハラ、恋人から受けたDVは、今これに悩んでいる人たちに何かの勇気や励みになるはずだと、社会問題にすりかえた点である。

この吝嗇した姿勢が、メディアから反発をくらっている。そのことに石原真理子は気づいていない。私は恋人たちを売ったのよ、そのどこがいけないの?それが芸能人ってもんでしょうが。女優というもんでしょうが。

と、その強烈な居直りで、あの小悪魔には最後まで突っ張って欲しかった。残念。
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コメント

同感です!

私も会見を見ていて「DVに悩む人のために・・・」云々のくだりが「きれいにまとめたかったのかな~。でも嘘だちわかる言い方。素直に言えないなんて悲しい人だな」って思いました。
「売名行為」だとはっきり言った方が歯切れよかったはずですよね。

石原真理子と『三角のマリリン』の「ましょうの女」を比べたら、”どちらが
傍で見ていて好感をもてるか”は一目瞭然。
上がっていくには本音で生きなくっちゃ!ですね。

2006/12/13 (Wed) 12:13 | さんちゃん #- | URL | 編集
ましょうの女

さんちゃん。うれしいです!

「三角のマリリン」の「ましょうの女」をもうお読みいただいたんですか?
やはり、今回の作品で、評判がいいのが中山競馬場に勤めていたころのエピソードを書いた「窓口裏話」の章みたいです。

これは、マリリンだけが知り得る世界だからかもしれません。

ありがとうございます!

2006/12/16 (Sat) 09:21 | マリリン #- | URL | 編集

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