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100人に3人の確立

はちゃめちゃな私だが、結構、健康オタクである。

食事も野菜中心、運動も半端なくしているほうだ。ボディバンプというバーベルを担いで、スクワットをする運動に目覚め、腕と背中の筋肉がついているのを実感している。胸の筋肉もついてきたので、実を言うと20代の頃よりも、胸がふくよかになってきた。あ、これはおっぱいが大きくなったというよりも、胸に筋肉がついて、筋肉で胸が持ち上がり、筋肉の分だけ、胸が大きく見えるのかもしれない。

毎年、欠かさず、女性特有の病気である子宮ガン、乳ガンの検診はやっている。検査結果はいつも白であったが、今年はなんと、乳ガンの検査でひっかかった。ここ数年、乳ガン検診は触診から乳房全体を撮影するマンモグラフィーに変わり、早期ガンの発見に貢献している。

私はこのマンモグラフィーの検査で再検査になった。受診した病院で「右乳房に2つの白い影がありますね。たいしたものではないと思いますが、念のため、超音波検査をしましょう」と医者に言われた時は、青ざめた。あ、もうこれで、私の人生は終わった…、と思った。やっと、「三角のマリリン」を脱稿し、書店に並ぶのを待つばかりという時に。

医者が「超音波検査は混んでいるので、約一ヶ月後になりますが、予約してください」と言った。私はへこんでいたので、医者の言うままに、約一ヶ月後の検査を予約して、落胆して帰宅した。

普通、こういう状況の時にはその不安を黙って耐える人と、不安を誰かにぶつけないと気がすまない人がいる。私は後者である。親しい友人に「もう、私は乳ガンよ。もうお終いかも。こうなったら、全財産投じてアグネスデジタルの子供を買って、この世におさらばしてやる」なんて、わめきながら電話をかけまくった。

しかし、自分が死ぬかもしれないと思った時に、咄嗟に馬を買いたいと思う私はやはり本当に馬バカだとあきれていた。友達はそれは心配してくれて、「大丈夫だよ。乳ガンは絶対に治るから、大丈夫」と力強い言葉をかけてくれる。

家族にも、「もう、ママはだめ。皆、ママがいなくなっても、力強く生きてね。そして、アグネスデジタルの子供がもしダービー馬になったら、その賞金は全ての馬のため、それも成績がふるわず、余生が確保されず処分される運命の馬のためと、アフリカの飢餓難民の人たち、いえ世界中の不幸な人たちのために使ってね」としんみりと言った。家族も今度ばかりは厳粛に受け止めていたようだった。

娘が「でも、ママさ、よく考えると、なんで一ヶ月も先に再検査があるの?もし、ガンならば進行しているじゃん?もっと早く白黒をつけたほうがいいんじゃない?うちらも一ヶ月もママの検査に振り回されて、毎日、ママにギャーギャー騒がれたら、マジ、うっさいわー」と言った。

「うん、そう言えばそうだよね。本当にあなたの言う通り。早めに検査したほうがいいよね」と娘の言うことがもっともだと思った。一ヶ月も疑惑のまま放置されたら、こっちの神経がもたない。こんな精神状態では今度は胃の検査にひっかかってしまう。

意を決した私は、その日のうちに、全ての検査ができ、結果がわかる病院を探し、昨日、その検査を受けた。で、もう一度、マンモグラフィーの撮りなおし。その写真を持って医師のところに行く。「確かに右側に石灰化のしこりが見えますが、多分悪いものじゃないかも。でも一応超音波で調べてみましょう」

診察台に乗り、乳房にゼリーを塗られ、モニターに私の胸が映る。医者の表情ばかりに気になる私。「先生、大丈夫?やっぱ、ガンですか?ね、先生、やっぱ、そうなんでしょ?」とガタガタ騒いでいたら、医者が「今、それを診ているんだから、あんまり、話かけないでください」と叱られた。

もう、この5分間は、一生のうちで一番心臓がドキドキした5分間だった。この5分間で私の運命は決まる。あー!!

「何でもないですね。良性の石灰化ですね。1年後にまた検査すればいいでしょう。それと、マンモグラフィーで影が発見された人のうちで、本当のガンの人は100人に3人の確立ですよ。でも、その3人にもし当てはまっていても、早期ガンは完治しますよ。ですから、検診は受けてくださいね」と優しくおっしゃった。

先生の顔が巨匠、ウイリアム・ワイラーの傑作「ベン・ハー」で奴隷となり、喉の渇きに耐えているベン・ハーの前に現れたイエスキリストのように見えた。

結果、何でもないことがわかり、ほっとしている。検査は辛くて不安で面倒だが、ガンは早期発見が一番。おっぱいを挟まれて痛い検査だが、来年もきちんと受けようと思った。自分を守るためにも検査は確かに受けた方がいいと思った。

心配してくれたお友達、ありがとうね!
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木更津キャッツアイ ワールドシリーズ | Home | 時には母のない子のように

コメント

何もなくてよかったです。

マリリンさん、本当によかったですね。
家族も周りも、そして何よりマリリンさんご自身が一番、ほっとしている
こととと思います。

健康オタクなマリリンさん、「がん」にならないための食べ物、みたいなものがあれば教えてくださいませんか?

とりあえず、お肉中心の生活はやめているさんちゃんより


PS:アメリカでは乳がんになって完治した人をbreast cancer survivorと言って、検診を促すためのCMや報道番組などに出
てくるんですよ。

2006/11/11 (Sat) 14:18 | さんちゃん #- | URL | 編集
さんちゃんへ

マリリンの周囲にガンになり、そして治療に立ち向かい、完治して見事に社会復帰をなさり、元気な人が一杯います。

そんな方たちのポジティブな生き様を見ていると、とても勇気が出ます。
とても親しくさせていただいている社会思想家の吉川勇一氏(元べ平連事務局長)もガンになりその闘病記を綴った本「いい人がガンになる」を読むと、ガンが決して恐いものではないこと、そして、ガンに立ち向かう強靭な精神力を学びました。

ですから、吉川勇一氏はガンになった人を「いい人になった」と評しております。

そんなわけで、今回の再検査は見事にクリアーしたマリリンですが、ガンというのは自分の体の内部にある正常な細胞がある日、異変を起こしてそれが異型細胞になり、それがガンとなるわけですよね。ですから、ガンは誰にでもあるわけで、体の全てに起こりえますよね。いつまた私もそのリスクに入るかわかりません。

何を食べてならないか、そして何をやったらいいか、という方法論はないと思いますが、やはり、きちんとした食生活、運動、あとはストレスを貯めないこと。(これこそ無理な話。ストレスが無い人はサイボーグですよね。ある意味では精神のないアホですよね。ストレスがあるから人間が人間らしくあるわけですが、そのストレスとうまく付き合うことをがストレスを貯めないことになるわけです)

マリリンはこの3つを心がけています。でも、この3つ以外にはかなりお酒を飲むし、本数は多くないけどタバコも吸うので、本当の健康オタクではないかもね。

ご心配ありがとうございました!

2006/11/12 (Sun) 06:32 | マリリン #- | URL | 編集

マリリン 何でもなくてホント良かったですね

また 火曜日お会いしましょう

2006/11/12 (Sun) 22:55 | ナナ #- | URL | 編集
ナナちゃんへ

ご心配ありがとう。

これが加齢と言うもんでしょうか?華麗にならないとね。

2006/11/13 (Mon) 07:24 | マリリン #- | URL | 編集
よかった、よかった

またテンションあげて、がんばってね。
取材で静内へ行ったので、ビッグレッドファームもゆっくり行きたかったけれど、とてもそんな時間はなかったです。でも、せめてもと思い、車でスタリオンの放牧地の横を通って、デジタルを探したけれど、道路から一番遠い奥の放牧地にいた唯一の栗毛馬が、きっとデジタルだったんだろうなと思いながら、静内を後にしました。

2006/11/13 (Mon) 22:20 | grass #- | URL | 編集
うん、デジかもしんない。

grassさん。

道産子馬の取材、お疲れさん。「乗馬ライフ」の次号楽しみにしているよ。熊の襲撃が心配だったけど、無事の帰京何よりよ。

多分、ビッグレッドファームの奥にいたのが、デジかもね。grassさんに会いたかったかもね。でも、またいつでも会えるから、大丈夫。あのノホホンのアホみたいなデジはこれからもずっといるし、いつでも会えるからね。

取材お疲れさまでした。

ジャパンカップではコスモバルクをよろしくね!

2006/11/14 (Tue) 19:53 | マリリン #- | URL | 編集

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