スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ディープインパクトを襲った深い衝撃

 先日、クリント・イーストウッド監督の硫黄島の戦いをアメリカ側と日本側から撮った問題作品の第一部ともなる「父親たちの星条旗」の試写を見て、かなりの衝撃を受けた。日本サイドから撮った第二部ともなる「硫黄島からの手紙」の試写が待ち遠しい。

 今日、「父親たちの星条旗」のスタッフの来日記者会見があった。しかし、この作品よりも、もっともっと衝撃を受けたのが、ディープインパクトの禁止薬物検出の事件だった。


 ここ数日、ディープの引退にまんじりともしない気分になっていたら、なんと昨日(2006年10月19日)、「凱旋門賞」のレース後の検査でディープの体から禁止薬物が検出されたそうだ。禁止薬物はイプラトロピウムという人間用のぜんそく薬で、気管支を拡張させる作用があるが、日本の競馬法では禁止薬物に指定されていないそうだ。

 どういうルートでこの薬がディープの体に入ったかは今の段階では不明である。しかし、フランスでは禁止薬物と指定されていたのだから、ディープ関係者のフランス競馬に対する無知からきたことで、本当に残念でならない。
 
 私はこのニュースを聞いた時、咄嗟にアメリカ映画「ミッドナイトエクスプレス」( 1978年 米)の主人公を思った。ほんの出来心でハシシをトルコ国内に持ち込んだアメリカの青年が、トルコ政府から刑期30年の極刑を言い渡され、投獄されるという話である。

 アメリカではハシシは微罪であるが、トルコではそうはいかない。訪れる国の内情や情勢、法律を深く学習し、理解して旅に出ないと、人はとんでもない事件に巻き込まれる。異国というのはそんなものなのである。ただ、このアメリカの青年は人間であり、自分の責任でハシシを持ち込んだが、ディープは競走馬である。競走馬は自分では禁止薬物を飲むことなんて到底できない。

 人災に巻き込まれ、晩節を汚されたディープインパクトが不憫でならない。
スポンサーサイト
強靭で暖かな骨 | Home | ビッグレッドファームのレーコちゃん

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。