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パラサイトばばぁ

たった今、ミラノ駐在の友達のyukkoちゃんからメールが届く。

この週末にご主人とバルセロナに旅行するつもりが、アイスランドの噴火で、ヨーロッパの主要都市の空港が閉鎖になったため、バルセロナ行きがキャンセルになってしまったそうだ。

しかし、アイスランドの噴火なんて、誰が予想できただろうか?天災は忘れた頃にやって来るとはよく言ったもんで、本当に何が起こるかわからない。

だからこそ、人生は面白いと言えば面白いのだけど…。

で、その旅行のキャンセル料で戻ってきたのが航空運賃だけで、ホテル代やらオプションやらは全額戻ってこなかったそうだ。かなりへこんでいた。

私は今、このyukkoちゃんの気持ちが手に取るようにわかるのだ。同病相哀れむのだ。

実は、私も6月11日から7日間ほど、サッカーワールドカップを観戦するために、南アフリカの旅を計画し、すでに航空運賃やらホテル代などを払い込んであった。

しかし、仕事やらもろもろの事が重なり、泣き泣きキャンセルせざるを得なくなった。カタール航空のチケット代は予約した2月の段階で発券されてしまっていたので、キャンセル料が4万円。ヨハネスブルグにステイする予定のホテル(結構、いいホテルで4つ星なのよ)にしては、同行する人が二人いたためにトリプル室を取ってあったので、私一人だけキャンセルできないから、これも実費を払うしかない。

つーことで、南アフリカにも行けず、岡田ジャパン対カメルーン戦も見ることなく、キャンセル料が28万円にもなっていた。ま、ここには観戦チケット代が10万円含まれているからしょうがないといえばしょうがないが、ここ一週間、失った28万円の札束がナイトメァ、悪夢となって現れ、金縛りには合うし、毎晩うなされていた。

旅行代理店の単なるパッケージ旅行ならば、出発1ヶ月前からキャンセル料が派生するが、自分だけで計画した旅はこういったリスクが伴うのはしょうがない。

考えないようにしていても、いつも28万円が頭から離れない。これだけあれば、台所のぶっ壊れそうな換気扇も直せるし、トイレもウォシュレットにできるだろう。

計画したのは自分で、自己責任。誰も責めることができないから余計にアッタマに来る。責める相手がいないから、さらに気分は撃沈。

ところが、である。捨てる神ありゃ、拾う神あり。

今年の4月から娘が就職し、ピカピカの社会人になった。パリッとしたスーツを着こなして、さすがわが娘、カッチョいい!!!この就職難にありがたいことに、第一希望の大手の食品会社に入社できたので、娘は意気揚々と、まぶしいくらい元気に頑張って通勤している。

で、落ちこぼれの性悪もんで悪知恵の働く母である私は、娘の給料を当てにし始めた。4年間の大学の学費がざっと500万円。これだけ娘に投資してやったんだから、これからは母にお金を返してくれるのが当然だよね。

息子が家計に入れてくれるお金は、ここだけの話、実は馬券を買ってしまっている。息子が知ったら怒りと絶望で、気絶してぶっ倒れるだろう。馬券ははずれまくって、すべてJRAに寄付している実に悪い母親である。こんな危険を犯して馬券を買って大損しているんだから、JRAさんには感謝してもらいたいよ!!!。

さてさて、娘が家計に入れるお金をどう使おうかと考えていたら、俄然、元気が出てきた。

そうだ!失った28万円は、毎月娘から取り戻そう。

パラサイトママ、パラサイトばばぁ、パラサイトマリリン。

寄生虫のように息子と娘にたかるとんでもねぇ妖怪オババになってやるぞー!銭ゲバじゃないけど、
「世の中銭ズラ」

それにしても、南アフリカには行けねーし、28万円はなくなるし、

ちっきしょー!

うんこ。くそっうんこ。くそっ。うんこ。くそっ。

うんことくそまみれのマリリンだ…。きったねー。
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井上ひさしさん、お疲れさま…。

作家の井上ひさしさんが亡くなった。

井上ひさしさんとの出会いは、私が日本ペンクラブに入会した年だから、今から3年前のことだった。今の日本ペンクラブ会長は阿刀田高さんだが、当時の会長が井上ひさしさんだった。

私を推薦した下さったのが作家の小中陽太郎さんと吉岡忍さんで、小中さんと吉岡さんに連れられて、会長の井上ひさしさんの所にご挨拶に行った。

小中さんが、

「この新進女性エッセイストの瀧澤陽子さんは、中山競馬場の馬券売り場で働いていて、そのことを書いてデビューしたんですよ。とても面白い方です」と、紹介してくださると、

井上さんは、

「へえー、そうなんですか。馬券売り場のエッセイストですね。とっても個性的でとっても楽しそうな方ですね。こういった面白い方が日本ペンクラブに入っていただけると、力強いですね。これからも頑張ってくださいね」と、素敵な笑顔でお優しく言ってくださった。

私の世代では、井上ひさしさんと言えばNHKの人気人形劇番組「ひょっこりひょうたん島だった。放送作家としてその実力を世に知らしめていた。ひょうたん島に住む人々は、それぞれが自由奔放で平和に生きている。学校のサンデー先生であったり、生徒の博士であったり、島を統一しようとするドン・ガバチョであったりと、こんなアットホームな島の住人になれたらどんなに楽しいだろうかと、子供ながらに、私は強い憧れを持っていた。


そんな素晴らしい作品を生み出した井上さんに、「頑張ってくださいね」という暖かいお言葉をいただいた感激は今でも忘れない。

また、「ひょっこりひょうたん島」みたいに、日本という国にも自由と平和を求めてもいた方だった。「いま、戦争と平和を考える」などの集会を開催したりと、アクティブに活動する無類の平和主義者でもあった。

軽妙洒脱のユーモアと心の底から人々を笑わせる作品を描きながら、真剣に平和を考える作家がまた一人世を去った。

「馬券売り場のエッセイストさん」と、目を細めながら私を見てくださった笑顔が忘れらない。

 井上ひさしさん、お疲れさまでした。本当にありがとうございました。

             合掌…。


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