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ラヴランド/ジョン・サイクス

 携帯の着信をジョン・サイクスの「Please don’t leave me」に変えたら、急にジョン・サイクスが聴きたくなって、究極のバラードアルバム「ラヴランド」をかけている。

 外は梅雨の合間の真夏日。窓を開けると30度の熱風がずけずけと遠慮なしに入ってきて、暑いったらありゃしない。早くも夏バテしそうだ。

 ここのところ、ロックから遠ざかっていたので、久しく聴くサイクスのギターに、もうメロメロになっている。スタートの「Everything I need」「Didn’t we say」そして大ヒット曲の「Please don’t leave me」。この流れ。ギターの音色に初めて男の色気を感じたのがこの流れだった。

 そう言えば、3年前、デヴィッド・カヴディールの「ホワイトスネイク」のライブをZEPP東京で見た時にはジョン・サイクスはいなかった。
大好きな「Is this love」は確か、レブ・ビーチが弾いていたっけ。
 
 しかし、バラードと言えば、やっぱ、ジョン・サイクスを超えるギタリストはいないんじゃないだろうか。なんともロマンチックで切なくて色気のあるリフ。恋がしたくなるなー。素敵な恋がしたくなるなー。やっぱメタルはいいよなぁー。

 それにしても、今日は暑い。でも、サイクスの声とギターはもっともっと熱い。

♪♪ Oh darling please don’t hurt me this way
   Oh darling please don’t leave me
   Oh darling please don’t hurt me this way
   Oh darling please don’t leave me
♪♪
     サイコー!!!
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宝塚記念にマリリンも参戦します!

おはようございます!

これから、京都競馬場に向かいます。今年の宝塚記念は阪神競馬場改築工事のため、京都競馬場で代替です。

実を言うと、あんまりこのパターンは好きではありません。競馬ファンの方なら、私と同じ気持ちでしょうね。

しかし、ジーコジャパンが昨日帰国。なんとも暗く、重い成田空港のシーンでした。心機一転、シンガポール以来のコスモバルクを応援に京都競馬場に行きます。もちろんディープインパクトが飛んでくれることも願いつつ。バルクの初G1制覇をシンガポールで見たので、なんとしても、国内のG1初制覇をこの目でみたいです!

では、行ってきますね。

中田君、ちょっとやり過ぎなんじゃない?

 目覚まし時計を3時半にかけて、早朝のブラジル戦を見るためにがんばって起きた。チャンネルをNHKに回すと、スタメンのツートップが玉田と巻に変わっていてホッとした。

 前半の玉田のゴールは今さら私が言わずとも、日本国民全てが「もしかして?」と期待した一瞬だった。しかし、間髪を入れずにロナウドの同点ゴール。

 試合が終わった後のインタビューで玉田が「あの先制ゴールがブラジルの闘志をかきたてた」と言っているように、やられたら即やり返すという闘争本能がブラジルの今までの勝利に繋がっていたんだと思う。絶不調だったロナウドに見事な復活劇まで与えてしまった。

 今回のワールドカップを振り返って敗因を今さらながら探ってもしょうがない。明らかに実力の差なのである。日本の選手の力はまだまだ世界では通用しなかったということで、きっぱり諦めた方が気が楽である。

 それにしても、後半はテレビを消してしまいたいくらいの不甲斐無さだった。が、事実を直視するのも、サッカーファンの使命だと思い、ブラジルのゴールを食らう瞬間をじっと我慢して見ていた。

 結果は4:1で惨敗した日本を見て、もうこれで2度と得点を入れられないんだと、変な安心もしていた。

 ただ、一つだけ、ものすごく不愉快になったことがある。それは、試合後、中田がショックのあまりグランドで立てなくなり、10分以上は寝そべっていたことだ。他の選手が心配して覗きにきても、タオルをかぶって落胆ばかり。

 確かに中田ヒデにとって、これが最後のワールドカップだと断言していたから、その悔しさは手に取るように分かる。でも、しかし、あの駄々をこねたような寝っころがりは、見ていて不愉快だった。「俺がここまでやったのに、日本のほかの選手の力のなさが許せない。俺はこんなに落胆して悔しがっているのに他の選手は違う」とばかりの一大パフォーマンスのように見えてならなかった。

 私は敗因はこの中田の寝っころがりだと思った。日本チームの心はオーストラリア、クロアチア、ブラジル戦のどの試合中でも、多分バラバラであったのではないだろうか?

 中田のロングシュートは素晴らしい。しかし、サッカーは11人のプレイヤーの心が一つにならなければ勝つことは不可能だと思っている。泣き泣きインタビューに答えた中村俊輔の落胆も玉田の悔しさも中田とどこが違うのであろうか?中田はクロアチア戦のメンバー交代で稲本が入った時、細かく指示を出している姿も私は見落としていない。世界の中田であるから許されることなのだろう。ジーコ監督以外にもう一人の監督がいるような感じがした。

 ブラジルは攻撃された途端、多少バラバラだった心が一つになり、一丸となってお互いを尊重しながら、敵に食らいつき倒そうとし、そして命がけで守ろうとする。

 スポーツも人間関係が大切なことを教えてくれたワールドカップであった。

最後がブラジル戦か…。

ワールドカップ。クロアチア戦では引き分けだった。

オーストラリア戦の時よりも、ジーコジャパンはリキが入っていたとは言え、1点は欲しかったクロアチア戦。ツートップの高原、柳沢にジーコはなんでこれほどこだわったのかわからない。前半だけでも、選手を交代させていれば良かったのでは、と思うのは私だけではないだろう。

後半の稲本の動きの素晴らしさ。稲本が加わっただけで、負け風が一気に止んだような爽快感と躍動感に満ち溢れていた。

次は勝たなくては終わるブラジル戦。しかし、最後がブラジルなんて…。ロナウドは不調だが、ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノ。考えただけでもぞっとするような選手ばかりだもん。うーん。うーん。うーん。うーん。

4年に1度。ドイツの地を踏んだだけでも良かった!とは絶対終わらせてほしくない!どうか、奇跡が起きますように!この際、スタメン大幅に入れ替えて、思いっきりのいい、大胆な試合を見せて欲しい。白羽の矢がたった巻のプレイもなんとしても見た~い!!!!

23日にはブラジル戦、日曜日、25日は「宝塚記念」。打倒ディープインパクトを掲げて、コスモバルクが参戦する。ハラハラドキドキの心臓に悪い1週間が、また始まった。

がんばれ!日本!がんばれ!コスモバルク!

カポーティ

 とにかく、後味が悪い。この試写を見た帰りの電車で、私はめちゃくちゃユーツだった。映画を見た後、後味がこれほど悪く、気分がどっと落ち込む映画も昨今珍しい。ただ、この後味の悪さががくだらない映画、例えば「ダ・ヴィンチ・コード」を見たようなそれであるのなら、話は単純である。「ちょーつまんねー」と酷評すればいいんだから…。

 しかし、映画「カポーティ」の後味の悪さはそんな簡単で単純なものでなかった。人間の深遠なる部分に触れてるからこそ、始末に追えなかった。これは物を書く人間なら、誰にでも当てはまる試練であるし、永劫不変のテーマである。書く行為は純粋である。しかし、書かれる人間は果たしてどうなのか?書く人は書かれる人の中にある一寸の尊厳だけを見出し、それを正当化するために、命をかけて東奔西走する。
 
 だが、それは描かれる立場の人間にとって、どれほどのものであったのか?むしろ、書く側の人間のエゴと名誉のために、ただ単に利用されたに過ぎなかったのではないだろうか。

 トルーマン・カポーティとは「ティファニーで朝食を」で出会った。というよりも、映画の方が大メジャーになっていたので、主演のオードリー・ヘップバーンが「ムーン・リバー」を唄うシーンを思い出す人の方が多いのではないだろうか。

 ともあれ、私はカポーティのベストセラー作品「ティファニーで朝食を」「遠い声、遠い部屋」も読んでいたし、この映画の原作になった「冷血」も難解だなと思いながら読んでいた。「冷血」はカンザスの豊かな農家一家が惨殺され、その犯人を追及したドキュメンタリーである。当時では珍しいノンフィクションタッチの作品で、トルーマン・カポーティはこの作品で栄光と名声と富を確実にした。しかし、その後カポーティは何も生み出すことがなく、アル中で生涯を閉じた。

 犯罪者にインタビューを重ねるうちに、つけられた本の題名が「冷血」である。あくまでも犯罪者の冷酷さ、残虐性を描いているようであるのだが、実はこの「冷血」はトルーマン・カポーティ本人の心の奥底に張られた数本の血管の中を流れていた冷ややかな血であったことが、ヒシヒシと解明されてくるのである。

 まだまだ、公開は今年の秋。しかし、いち早く、この映画に出会った私は、おこがましいようだがカポーティに代わって、この映画の存在を早く報告しなければならない責務を感じた。

 カポーティを演じた、フィリップ・シーモア・ホフマンはこの作品でアカデミー賞主演男優賞を獲得した。アカデミー賞には懐疑的な私であるが、この主演男優賞は大納得。机上にしか存在しなかったトルーマン・カポーティが、実はホモで、舌足らずのチャイルディッシュな話し方をする人、サービス精神旺盛で周囲を笑わせる人、作家としての倫理に悩む人、そんな人間的な側面を実にうまく表現した素晴らしい演技であった。凄い!

ドイツに応援に行った息子からの電話

ワールドカップ。たった今、日本VSオーストラリア戦の結果が出た。


3対1で日本が敗れてしまった。この日だけを楽しみにジーコジャパンを応援に行った息子からたった今、電話があった。


「日本、弱すぎ!もう、いやだよぉー」と泣きそうな声だった。カイザースラウンテル球場にいる日本人サポーターの落胆した声も電話から聞こえてきた。なんとも、いやーな生の瞬間に立ち会ってしまった。テレビで見ていても、がっくりしてしまうのだから、ドイツにいる日本人サポーターの気持ちは…。うーん。


しかしよく考えると、確かにオーストラリアは強かった。前半、中村俊輔の先制ゴールはゴールと言うよりは、もうけもん、めっけもんのゴールだった。日本チームはこの試合で1度たりともきちんとした見せ場は作らなかった。高原もいつになく思いきりが悪く、柳沢も怪我の後だったのか、動きが悪かった。オーストラリアに押せ押せされていた。


とは言え、やはり、日本が負けたのは悔しい。どっと気分が悪くなった。現地にいる息子によると、30度以上の暑さにはバテたと言っていた。初戦であるから、日本人サポーターの数もそれは多かったと沈みながら言っていた。


それにしても、やはり、悔しい。日本中が落胆する日は6月12日だけのこの日だけにしてもらいたい。次はクロアチア戦。もう、これだけは譲れない。絶対に絶対に負けてほしくない。気持ちを入れ替えて次の戦いに全力投球してよぉー!ジーコジャパン!それにしても悔しい!!


カイザースラウンテル球場にいる日本人サポーターの落胆する生の声をこの耳で聞いてしまったので、なおさらである。


今日の夢見は悪そうだ…。トホっ。

プライドと偏見/馬券売り場から

幼馴染のS子は51歳になって初めて働いたという、かなりレアもんの女である。


S子の実家は代々商家の大金持ちで、大学生の頃に、銀座「かねまつ」で靴をオーダーしたり、築地「吉兆」で最高級の懐石料理を食べたりしていたお嬢さんである。嫁ぎ先もこれまた、大金持ちだったので、S子は働くことなく、51歳まできてしまった。


しかし、子供を社会人にしてからは、家庭にいても暇で暇でたまらなくなり、某デパートの物産展売り場の派遣社員になった。51歳で初社会デヴューを果たしたS子の愚痴はあまりにも新鮮だった。


「まったく、世の中には下品なヤツばかり。店舗の男性スタッフはセクハラするし、お客だって嫌なオババばかり。お金貰うのがこんなに大変だと思わなかった。時給1000円のために、プライドずたずた、何も得るもんなんてなかったよ。」


確かに接客業は大変である。私は中山競馬場の馬券売り場で30年も働いてきたから、身にしみてわかる。しかし、ジャッジを下すのが早すぎるS子に、まだまだそんなこと序の口で、もっと、凄いことが起きるかもしれないから、いいこともあるかもしれないから、もう少し我慢したら、とアドバイスした。


そして、私はS子に中山競馬場の発売窓口でのエピソードを吐きそうなくらい話してあげた。デパートの物産展に来るお客はあくまでも消費者であるが、競馬場のお客は消費者のようでいて消費者ではない。賭場のお客であり、私は胴元の使いっぱしりなのである。


セクハラと言えば、ハイセイコーが走った頃、18歳の私は窓口のお客におっぱいをギュッと鷲づかみにされたこともある。30歳の時には、「ねーちゃん、結婚してんの?今晩、一発やんない?あっちにだけは自信あんだよ。俺」とも言われた。しかし、あっちに自信があると言ったお客の顔をまざまざ見ると、海で溺れたコメディアン、タコ八郎みたくて、とてもあっちに自信がある男だとは思えなかった。


また、馬券の打ち込みを間違えた時に「おめー、何やってんだよ!アッタマわりぃーなー、おめー!きーつけろよ」と怒鳴られた。私をアッタマわりぃーと罵ったお客の顔をまざまざ見ると、これまた、漫画の「天才バカボン」のパパみたくて、「オメーにだけは言われたくねーよ」と心で言った。


それは色々なことがあったが、振り返れば、この仕事に携わってきたから、人を見る目が養われたような気がする。ぬくぬくとした温室では綺麗な花しか見れないが、野生では醜い草花も目にすることができれば、温室では絶対に咲くことのできない美しい花も見ることもできる。


S子は仕事を始めて、一ヶ月。まだ、まだ、物産展に来るお客には様々な人がいるはずである。お嬢のS子から見た、その人物風景が絶対聞きたいので、S子にはもう少し働いていてほしい。


もしかしたら、「物産展に群がる、暇持て余した、食い気だけしかないババァーの実体」なんてルポも書けそうじゃん。


 


 

結婚したい…。

友達の娘、リカの口癖は「結婚したい…」である。


今年24歳になるリカは私の息子と同級生で、まだまだ社会人2年目のひよっこだ。私はリカにとって、単なるおばちゃんではあるが、ヒップホップダンスの練習生同士でもある。


リカをヒップホップダンスに引っ張りだしたのは私で、リカがヒップホップダンスに目覚めてくれて、とてもうれしく思っている。ヒップホップダンスのN先生は、リカが練習に来ると、それはうれしそうな顔をする。もっとも、ダンス教室というよりも、フィットネスクラブの一環のレッスンだから、昼間の生徒はオバンやおじんばかりだ。


その中で、リカは猛烈に若い。はちきれそうなくらいパンパンな肉体と精神を持っているので、私は時々リカがまぶしく見える。リカはこの年の女の子には珍しく、とても謙虚で素直で優しい。いい娘である。私はこんなリカとつるんで、ヒップホップダンスができるので、30歳は若返ってような気分になれる。


近々、リカと一緒に、N先生がステージを踏む、深夜のクラブに踊りに行く約束をしている。しかし、その母親のKちゃんは、「リカの将来の夢が結婚なんて。今カレシもいないのに、結婚なんて、情けないよ」と愚痴をこぼす。


私は言う。「今時、そんな奇特な娘はいないよ。だって、女性が活躍する場が増えて、独身でいても食べていける時代に、結婚に憧れる娘って、凄い稀有な存在だよ。これからの日本を支えていく女の全てが、社会進出ばかり望んでいたら、日本の社会は破滅するんだよ。リカみたいに結婚したい、と素直に言える娘がいるから、これからの日本は安心なんだよ」と。


私はリカはとても潔い女だと思っている。「お嫁さんになりたい」と言えば、世間からカンラカンラ笑われる時代に、結婚への憧憬と確固たるポリシーを持って生きている女の子は、ある意味では他人や世間に作用されない強靭な人物なのである。20数年前、本当はお嫁さんに憧れていたくせに、それは最後の手段でいいわさ、その前に社会で生きる自分のキャリアや土台を作ってからなどと、甘ったれて結婚したペテン師の私よりも、どんなに純粋か!


私はリカみたいな女の子こそ、先を読んでいるような気がしてならない。こういった、ある意味でアナログ的な発想が、実は未来の日本の社会では必要とされ、活躍する人材なのではないかと密かに予言している。リカみたいな女の子こそ、言葉は古いが「勝ち組」になっているような気がしてならない。


もう、デジタルは来るとこまで来て、疲弊してきてしまった。ホリエモンや村上ファンドの村上世彰社長の逮捕を見れば一目瞭然。ITの苦しい限界が問われる中で、アナログの素晴らしさが再び、脚光を浴びる日は近そうだ。


リカ、堂々とこれからも「結婚したい。いいお嫁さんになりたい」って言い続けなね。おばちゃんがいい男世話してやるからね。


 

香港から来たアンソニー

安田記念が、別名「アジアンレース」に変わっていた。最近の安田記念には香港馬が参戦し、活躍するから、きっと、こんな別名がついたのかもしれない。いい響きだよね。「アジアンレース」って。


安田記念のパドック。私は香港のプレス、アンソニーを待っていた。アンソニーは、シンガポール、クランジ競馬場でコスモバルクが優勝した時、とてもお世話になった香港の新聞記者である。


安田記念の前日にも、私の携帯に彼からの着信があったが、忙しさにかまけて、コールしなかった。とても気になっていた。だから、安田記念はレースそのものよりも、遠路はるばると日本に来たアンソニーに会う為にも出かけた感じだった。


運よく、パドックで彼と再会した。凄く安心した。日本人なら、「ちょっと都合が悪くて行けなかった」ですむが、やはり異国から来たアンソニーには、そんな勝手な都合は言えない。今後の日本と香港の関係にもヒビが入るし…。


コスモバルクが「シンガポール航空国際カップ」の優勝馬に輝いたクランジ競馬場で、私はこのアンソニーに、それはたくさんの励ましの言葉をもらった。パドックのオッズ板の下にくるたび、寂しそうに「ひひーひーん」と嘶くうバルクが心配で、アンソニーに「コスモバルク、大丈夫かな?」と英語で言うと、アンソニーは「大丈夫、大丈夫。心配しないで。日本から、貴女がきたから、バルクは興奮しているんですよ」と、ウインクしてくれた。


そして、バルクが優勝すると、アンソニーは「コングラッチュレーション!あなたの気持ちが通じたんですよ!」とお祝いの握手をしてくれた。アンソニーの国の馬は敗れてしまったにも関わらず、その器の大きさに感動していた。なんとグローバルな人だこと。


今年の安田記念は、香港馬、ブリッシュラックが颯爽とゴールを決めて、優勝馬に輝いた。日本馬では、ダイワメジャーを推していた私だが、ブリッシュラックの優勝にも素直に拍手を送っていた。


私がシンガポールでいただいた、お心使いや励ましを、その倍以上にして、アンソニーにお返ししてあげたくなった。私がバルクの優勝に感激したようにアンソニーの歓喜も手に取るように分かっていた。



アウエイで戦う人や馬の素晴らしさって、応援する人たちに愛国心があったということを思い出せてくれることなのである。ややおもすれば、愛国心は危険な方向に行きそうな日本であるが、スポーツの世界では、ファンであればこそ、誰の心にも共通するものなのかもしれない。



ワールドカップ。ジーコジャパンを応援するために、ドイツに旅たつサポーターも、きっとこんな気持ちなんだと、改めて思った。


駐車も停車も分からなかったあの頃

車の免許を取得して、4年の歳月が流れようとしている。


48歳で、自動車教習場の門をくぐった時は、唖然とした。「年齢×1万円くらい、かかりますよ」と言われ、48万円覚悟していたが、なんのことはない、28万円くらいで済んだ。


6月1日から、駐車禁止の取り締まりが民間に委ねられたとはいえ、最近は全く車を転がしていないので、あんまりピンとは来ない。でも、運送屋さんなど、車で仕事している人には厳しい法律が出来上がったと思う。なにせ、空の車を離れたら、駐車違反だということだそうだ。


駐車と停車。自動車学校でよく習ったよな。で、いながら、未だにこのあたりの区別がついていない私はやはり運転は差し控えた方が良さそうだ。口悪い友人が「あんたが、車を運転しているかと思うと、恐くて道を歩けないよ。この走る殺人者!」などと、ボロクソ言われる。


そういえば、私は自動車教習場では、すんなりと実技や学科は合格したのだが、ミーティングという科目で、要注意人物にされてしまった。


一つは、人命救助のミーティング。目の前で人が倒れていたら、どうするか?という指導だった。教官のマニュアル通りにやるのが原則だった。「あ、人が倒れている!大丈夫ですか?」と聞き、その倒れている人の肩をゆすり、生死を確認し、生存を確認したら、人工呼吸を施し、救急車を呼ぶまでをドラマ仕立てでやらなければならなかった。何が驚いたかと言うと、その倒れている人形が、ダッチワイフそっくりだったのだ。口をぽかーんとあけた、ちょーエロい女の人形だったのだ。


私は急に不気味になり、おかしくて笑っていた。そして、こんな指導は実にバカバカしく思え、、教官に「この女の人は大丈夫じゃないから倒れているんですよ。そんな回りくどい確認するより、携帯で救急車呼んだ方がベストなんじゃないですか?」と言った。


教官は顔を赤らめて、怒りまくり、「これは自動車免許を取得するための大切なミーティングです!あなたのような生徒は前代未聞。私の言うとおりにすれば、いいんです!」といい年したオバンが叱られていた。


私は仕方なく、ダッチワイフに人工呼吸をしたが、なんだか、ダッチワイフとレズっているようで、妙な気持ちになっていた。その人形がジョン・ボンジョヴィみたいなカッケー男なら、ムチャムチャめちゃめちゃ、その唇を吸っていたかも知れない。しかし、ダッチワイフそっくりだったんですよ!今時珍しい、H系の通販にあるようなもんですよ。


翌日、自動車教習場に張り紙があった。「ミーティングの時、教官の指導通りやらない生徒がいましたが、人命救助の指導では、教官の支持通りにやってください」、だって。


これって、私のことだったらしい。でも、自分だと思われるのが嫌で、「そんな人、いるんだ!不謹慎な人ねぇ…。」と同じ張り紙を見ていた大学生たちに言い切っていた。私って凄くない?実はまだまだ、この教習場では色々なことがあったのだが、いずれまた、このことは日記に書きたい。


それにしても、やっぱ、私は運転には向いていないのかもな…。

嫌われ松子の一生

ここのところ、日本映画で感動したものには、いつも中谷美紀が出演している。


「電車男」のエルメス、「力道山」の楚々とした妻。そして、今回の「嫌われ松子の一生」。


監督は中島哲也さん。「下妻物語」では、散々笑わせて泣かせていただきました。レディスの土屋アンナのキャラがあまりにも印象的だったので、「下妻物語」以来、私は土屋アンナの大ファンになりました。


現実とも空想ともつかない、色とりどりのコラージュを駆使した映像の斬新さ。そして、内容のおかしさと胸にジーンとくるような哀感。完璧な脚本。映画としての欠点が一つもありませんでした。


おしるこにちょっぴり塩を入れると甘味が際立つように、喜劇の隠し味は実はペーソスなんですよね。ま、この原点がチャップリンやビリー・ワイルダーなんですが…。


「嫌われ松子の一生」も正真正銘の喜劇。しかし、また、この作品でも、絶妙の隠し味はペーソスでした。人の悲しみでした。


全てに傷つき、食って眠るしか自分の存在価値が見出せなくなり、ぶくぶくに太った松子を演じた中谷美紀のラストシーンは素晴らしい。ミュージカル「キャッツ」のメモリーを唄う落ちぶれたメス猫のようでした。


これからも、中谷美紀が出演する映画は絶対に見なくちゃ!凄いいい作品です。お時間があったら、是非ご覧ください。体温が2~3度は上がるでしょうね。


 


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