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上海帰りのマリリン

7月下旬から、ちょっと調べたいことがあって上海まで飛んだ。

 中国大陸なのに、フライト時間は成田空港から2時間半。韓国よりたった30分だけ多く乗れば、上海だ。なんと福岡から乗れば1時間半で到着。

 それなのに、上海国際空港の入国審査はアメリカよりも大変だった。入国カードに書き漏れがあって、再記入の命令。ドラエもんのスネオの性格を1000倍以上悪くしたよう無愛想な審査官はどこの国よりも冷たかった。ま、今物議をかもしている中国と日本のサッカー試合の影響もあるのかなって思ったりもしたけど。ちょうど、この頃も、重慶で中日試合があったしな。「日本人、ウゼー」って、一段と反日感情が高まっていたのかもしれない。

 もっと気の毒だったのがモロッコ人のご夫妻。英語も中国もできず、フランス語しか話せない。やはり私と同じ、入国カードの記入漏れがあって足止めをくらったのだが、言語が通じないために右往左往して、不安そうな表情がかわいそうだった。で、ま、大学時代にほんの少し、フランス語を習っていたので、ありったけの仏語ボキャブラリーで説明してやったら通じた。夫妻に抱き疲れて感謝のキスされ「Merci beaucoup!」。テレまくった私は彼らをさらにタイトに抱きしめて「Je vous en prie!」

 ドヒャー!「私ってフランス語もいけてるジャン!ね、ね、ねー、私ってすごくないっ?」なんてジマ~ン!したかったけど、知っている人は誰もいない。まさか、中国でフランス語を喋ったなんて!やはり、上海はアジア屈指の発展都市、国際都市なんだと実感した。

 しかし、郷にいれば郷に従え。「謝謝」「ニーハオ」「再見」の3つの言葉だけは、やたら明るく馬鹿でかい声で使っていた。南京路であひるの頭の丸焼きを売っていたオニーちゃんが、私の「ニーハオ!」に受けて、腹抱えて笑ってくれた。やはり誠意は通じるのだ。あひるの頭を一つ差し出されたが、いかに私がゲテモノ食いでもあひるちゃんだけは食べれない。断れそうになかったので、突然、私は、

 「玉子の親じゃ、ピーヨコちゃんじゃ、ピーっ、ピーっ、ピーヨコチャンじゃ、あひるじゃ、ぐわっ!ぐわっ!」
 
 昔の漫才師「てんやわんや」の大ヒットギャグを飛ばしていた。自分でもなんでこのギャグが咄嗟に出たのかわからない。あひるのオニーチャンは意味不明のギャグに不思議そうな顔をしたけど、やはりおかしかったのか、涙を流して笑っていた。うーん、やっぱ、「てんやわんや」のお笑いは不滅だ。世界に通用する。私はこの「ピーヨコちゃん」であひるの頭をいただくのを断れたのだ。サッカー以外では日中交流はこんなにうまくいったんだけど…。

 とにかく、物価が安い。とびっきり高級なホテルで食事でもしないかぎり、3食外食しても日本円で1000円もあれば、そこそこ美味しいものが食べれる。タクシー代も3キロまでなら10元(約130円)、地下鉄を利用すれ距離により2元から6元まで。どんなに遠くに行っても6元までだから約98円。いかに日本の鉄道やタクシーが高いかを実感した。なんだか、「るるぶ」や「地球を歩こう」に原稿でも書いているような乗りになってきてしまったが、これは実用的な情報なので書きとめておこう。

 ま、あんまり長くなっては読んでる人も疲れるし、私も疲れたので、このへんでこの日記の続きは次回に更新しようっと。次回の予定は地下鉄が伏線。それと、今はない上海競馬場の話。タイトルは「上海のストリートチュードレン」

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