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36R,アグネスデジタル、アドマイヤグルーヴ、神戸新聞杯etc

まー、この一週間は地獄だった。締め切り原稿に追われ、ほとんどパソコンの前で鼻くそほじりながら、「うーん、あーん、えーん」の阿鼻叫喚。目やには出てくるし、鼻くそは出てくるし、髪の毛はバラバラ、恐怖の砂かけババー状態だった。

ま、きょうび、こんなオバサンにも仕事の依頼があるだけありがたいと思い、やっとなんとかドタバタから解放されつつある。

かなりインターバルを置いてしまったがもろもろの話題をインデックスしておこう。

【中山初日、京成杯AHで初36R全レース発売】9月13日(土)

中山開催から始まった完全36R売り。今まで中山でお馬が走っているときは阪神や札幌競馬は9Rからだけの発売だったので、36R売りが完全化され、1Rから5分起きの締め切りベルがなり、まー、慌しいったらない。競馬ファンを観察していたら、札幌、中山、阪神と各レースのオッズを確認しては大急ぎで5分起きに発売窓口に並ぶ。こっちから見ていても慌しく、気忙しく思え、窓口に来る若い男の子に

「どうですか?39R発売?楽しみが増えた?」

「いやぁー、疲れまっすよ!ずっとテレビに張り付いているから、目が充血してきちゃった。思考も鈍ってきた感じ。それに、今日はその割りに儲けていないし…」

可愛いおめめを拝見すると、うっすら白目に赤い線が何本か、大袈裟だが、かなり憔悴してそうだ。
やはり、まだ36R売りに慣れないのかもしれないが、発売売上金向上を狙った割りには売上金額は伸び悩みだったそうだ。今後どういう展開になるかは神のみぞ知るところ。私はなんともコメントできない。

【日本テレビ盃のアグネスデジタル】9月15日(月、祝)

船橋競馬場。初めての内側からの取材。

ジョッキーの検量室も着替えをするとこも全部、見せていただきました。でも、残念ながら、武豊君や四位洋文君の裸は見れなかった。

船橋競馬場のパドックは狭いので、わざわざプレス席でパドック状況を観察することもなかったのだが、やはり、1番アングルのいいとこにいたので、ドジカメでデジタルをバッチリ撮ってきた。マリリンサイトもやっと自分で更新できそうな気配。近々、リニューアルオープンとなりそうだ。その時、デジタルのめちゃくちゃ可愛い表情のチョーレア写真を載せよう。

とにもかくにも、やはり競馬は凄い感動的スポーツだと思った。アグネスデジタルは生憎、武豊騎乗のスターキングマン(馬主は見栄ハルさんだったのが意外、でも表彰式の笑顔は可愛かった、ちなみにテレビ盃の前日、和田アキ子の牝馬も優勝、船橋競馬場は芸能人馬主の連勝でファンも大喜びって感じ)に敗れてしまった。もう、そんなことはどうでもいいのだが、デジタルのレース直後の顔を見てびっくりだった。あのパドックのノホホーんとした、まったり顔からは想像できないような、精悍なエネルギッシュなまさしく男の中の男っていう感じの、マッチョな力強い表情に私は驚嘆していた。やはり、デジタルはやるときはしっかりやってんだ!やはり稀代の名馬だと実感。ただ、敗北はデジタル自身が知っているような感じで、鞍から下りた四位君がどことなく元気のないデジタルの体を優しく撫ぜまわし「いいんだよ!」ってぽつりと言った一言に私は涙がうっすら滲んでいた。井上厩務員さんも、いつになく厳しい顔をしていて、このメンバーでこの2着は「どうしても納得がいかない!」って言うような感じだった。でも、今度は盛岡競馬場の「南部盃」。デジタルはきっと雪辱をはらしてくれるはずだ。

【ローズステークス】

発売所内のテレビでこのレースをしっかり見ていた。
ピースオブワールド、もちろん期待の2冠馬スティルインラブの人気はダントツ。しかし、しかし、やはり、サンデーとエアの子供、アドマイヤグルーヴ、凄い脚でツッコンできました。ラブちゃんを密かに応援していたが、やはり母親エア譲りの強脚は恐るべし、秋華賞が楽しみだ。

【神戸新聞杯】

情報仕入れるのが遅く、サクラプレジデント、ネオユニヴァース、ゼンノロブロイ、ザッツザプレンティ出馬で、もうこれは菊花賞まんま。めちゃくちゃ楽しみだ。全頭、みんな見たことあるけど、やっぱ、ネオちゃんにがんばってもらいたい。3冠の前の箸休めって感じで楽勝してほしい。

約1週間にあった出来事だが、今はやっぱ、原稿が終わってホッとしていて、最大のラッキーなニュースになりそうだ。
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デブラ・ウインガーを探して

友人のゆっこちゃんと、久方映画館へ行った。

ロザンナ・アークエットが初監督したドキュメンタリー映画「デブラ・ウインガーを探して」だ。
デブラ・ウインガーと言えば、リチャード・ギアと共演した「愛と青春の旅立ち」があまりにも有名だ。海軍士官兵との純愛を演じる可愛い女の子という印象しかなく、その後の彼女については全く情報がなかった。女優デブラ・ウインガーが家庭を持ち母親になり、きっぱりと潔く女優業を辞めていたのを、この映画を通して初めて知った。

ロザンナ・アークエットは「アメリカングラフィティ2」で印象があったが、これまた、妹のパトリシア・アークエットの「トルーロマンス」で演じた「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウエィばりの怪演の方がインパクトがあって、アークエットといえば、パトリシアの方がなじみが深い。

ま、前置きはこのくらいにして、この映画は40歳を迎えたロザンナが女優という仕事を改めて振り返り、38人ほどのビックな女優たちにインタビューするというノンフィクション映画だ。。ロザンナをそんな気持ちにさせたのが、40代という年齢。そして子供を持つ母親でもある女優としての未来への焦燥感と苦悩を、子供を持ちながら仕事をこなす女優、または子供を持つ事によって、女優業を一切辞めてしまった女優にスポットを当て、解決策を見出していくといったストリーだ。。

この映画のコンセプトはすべてロザンナ・アークエットの女優、母親という視点から出来上がっている。ロザンナもデビューからつい最近までは仕事に恵まれ、何不自由ない女優業をこなしていた。しかし、40歳を境にピタッと仕事がなくなる。ハリウッドにおいては、40歳を過ぎた女性、また母親でもある女優の行き場がなくなる現実が悲しく語られる。整形手術をして捏造された若さで自分も他人も欺いて、仕事を貰っている女優はたくさんいる。美を売り物にする女優業の恥部が明らかになっていく。

しかし、ロザンナは違う。マイクを持って歩き、「女優とは一体なんなのか?母親とはなんなのか?」という女性の原点、核心に、鋭く、時には悲しく、時には優しく、アグレッシブに迫っていく。38人登場する女優達の考えや生き方は38通り。それぞれの言葉の重みに胸がズキン!ズキン!と共鳴する。マイクに集められた女優の肉声が、もう女優という職業を持つ女性だけに留まらず、地球に生きる全ての女性の肉声のように聞こえてくる。


メグ・ライアン。彼女の最新作は「ニューヨークの恋人」だ。この作品を見た時、私はメグの目じりの皺が気になっていた。メグももう40歳になっていた。「恋人たちの予感」「You`ve got mail」の時のようなキュートさは、残酷な見方だが失せていて。「メグ、今後の役作りが大変だね」ってメグファンの私は心配していたが、画面に登場する本人のメグ自身から、実際に語られ、びっくりした。「年?そうね、怖い、とても怖い!」このセリフは涙を誘う。名だたるハリウッドビューティ、ドル箱女優であれ、年をとることに不安を抱いていた。大好きなメグのそんな人間的な部分に触れ、メグがより身近に感じていた。

ジェーン・フォンダ。彼女は70年代の代表的なカリスマ女優だ。いや、グレイテスト女優だ。「コール・ガール」「チャイナ・シンドローム」「帰郷」と名作は数え上げたらキリがない。反戦の士でもあり、ベトナム戦争には特に反戦の意志を示していた。しかし、彼女はCNNテレビ局のオーナー・テッド・ターナーと結婚を期に、一切女優を辞めて家庭に入ったと言う。49本の映画に出演し、その中でも自分の納得できる作品はわずかに数本だったと言う。「照明、スタッフ、監督に注目を浴びて、最高の演技を求めらる時、私は震える。怖くて震える。素晴らしい演技ができかどうか怖くて死にたくなる。でも、全ての奇蹟が起きて、私の内側から演じる役と自分との一体感が体中の中にマッチした時、私は最高のセックスをした時よりも、エクスタシーを味わう。でも、そんな奇蹟がおりた瞬間はわずかに数本。その数本の演技の中で得たものは心の楽しさ。でも、それ以外の作品はすべて精神の辛さ。私は心の楽しさを選ばないで、精神の辛さから逃れたかった」

画面にいるジェーンは昔のジェーンではなかったが、私が70年代に夢中になり憧れたジェーンが、美しく年を取り、堂々としかも変わらぬインテリジェンスを持ち備え、現代という時代を自然体で生きている姿を目にし、感無量になっていた。

最高のセックスよりも快感を得た主演作は多分「コールガール」だったんじゃないかと、密かに暗闇でジェーンに拍手をおくっていた。

ロザンナ・アークエット。女優では印象があまりなかったが、今回の作品で、監督としての彼女の才能に感服していた。やはり現場で働く女優だけにしか知りえない世界を描ききってくれた。


映画を見終えて、同じ気持ちを持ったゆっこちゃんとのミスドー(ミスタードーナッツ)での映画感想論もこれまた楽しくかった。ただ、残念なのはドーナッツどれでも100円の期間が終わって、定価に戻っていたのが口惜しかった。




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