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ディーン・フジオカ



久しぶりにかっこいい男を発見した。連ドラの五大様ことディーン・フジオカさんだ。なんと、彼は私の地元の超進学校・県立船橋高等学校の出身だった。
 
つーことは、息子と変わらない年齢なので、船橋駅周辺闊歩していたに違いない。これだけのイケメンに遭遇しなかったのは悔しい。残念でならない。
 
進学校なら東大、早慶を目指すはずが、アメリカの大学に行った。このあたりから、フジオカ君の人生に個性の色出た。
 
その後、アジアをバイクでバックパッカーに。香港、台湾で人気俳優に。ラップミュージシャン、ボクシング、マーシャルアートと多彩である。
 
沢木耕太郎さんの「深夜特急」と、戸井十月さんのバイクで「五大陸走破」をミックスしたような俳優だと確信した。
 
だからこそ、日本の芸能界で異臭放っている。おまけに、結婚を隠したがる日本のちっこい芸能界とはうって変り、ちゃんと奥さんと子供がいることを堂々と話し、めちゃくちゃ愛していると公言する。コスモポリタンだ。英語、広東語、北京語、インドネシア語を流暢に話すが、その裏には抱えきれないほどの苦労があったはずなのに、さらっとしている。そこも魅力である。

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「ラ ・マンチャの男」 松本幸四郎1207回公演

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松本幸四郎の十八番「ラ・マンチャの男」を見た。

お嬢様の松たかこがアルドンサ役で一度見ているから、今回は2度目だった。

なんと、松本幸四郎さんは46年間も、歌舞伎役者の傍ら、ドン・キホーテを演じ続ける。

そのこだわりはいったいなんだろう?

今回の上演で、私は確信した。松本幸四郎さんご自身が、まさにドン・キホーテそのものなのではないかということを。

「「人生自体がきちがいじみているとしたら、本当の狂気とは何か?夢におぼれ現実を見ないのも狂気かもしれぬ、現実のみを追って、夢を持たないのも狂気かもしれぬ。だが、一番憎むべき狂気は人生にただ折り合いをつけ、あるべき姿の為に戦わないことだ」

「ラ・マンチャの男」はキホーテのこの凝縮されたセリフに全てが込められている。何度聞いても、何度も鳥肌が立つ。

幕が閉まると、数回ものカーテンコール。観客が総立ちでスタンディングオベーション。その熱い拍手に答えるように、幸四郎さんは「見果てぬ夢」を英語で唄い始めた。異例なことらしい。

その歌を聴いているうちに涙が出てきた。帰宅しても、その歌声が耳から離れなくなっていた。

歌舞伎界からミュージカルという新しい分野に挑戦する幸四郎さんの生き方こそ、まさに、夢を追い求めるキホーテそのものなのかもしれない。

終演すると、玄関には、高麗屋の女房である幸四郎夫人の藤間紀子さんが、丁寧なお辞儀でお客様をお見送りしていた。

数か月前に、藤間さんを取材したことがある。私は腰が低く、謙虚でお上品、でも、どこかお茶目な藤間さんに一発で魅了されてしまった。この内助の功こそ、幸四郎さんと一緒に同じ夢を見続ける藤間さんの人生そのもなのではないかと、感動していた。


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「ごちそうさん」が面白い!

与党の強行採決で特定秘密保護法案が可決した日から、もう日本は終わりかもしれないなんて悲観的になっているのだ。

日本はどんどん右傾化していく。それが前哨戦になり、戦争を起こす国には絶対になってほしくないのだ!

東日本大震災の復興もままならず、福島原発に至っては何の解決もしていない。また巨大な地震が来れば、東日本はお終いになるかもしれないという危機感さえはらんでいる。

そんな憂鬱な毎日の中で、唯一の楽しみはNHK朝ドラの「ごちそうさん」である。

前回の「あまちゃん」も楽しかったが、実は、私は今回の「ごちそうさん」の方が好きなのである。

「ごちそうさん」は、杏ちゃん演じるめ以子さんが、旦那の家に嫁ぐことの大変さ、嫁であることの大変さを、一般目線で描いているからである。関東から関西に住み移ることの大変さ、同じ日本人であっても、地域が変わればかくも違うという点を実に詳細に描いているのだ。

「嫁ぐということは旦那の家の人間になること」

これが明治時代の日本の女の本来の姿だったのだ。そこには出戻りの姉がいたり、無口でびくびくした妹がいたり、わけのわからない継母がいたりで、昔はどこの家でも訳ありだらけだったことも上手く描きだしている。

特に出戻りの和枝さん演じるミドリ・緑子の意地悪姉は圧巻で、このドラマの幹となっている。ジムの体のトレーニングで一番大切なのが体幹運動。幹がきちんとしてないと体全体のバランスが悪くなると同じように、まさにこの幹こそが和枝さんなのだ。

その和枝さんが、最近、結婚詐欺にあい、自死さえ決意する。その不幸な生い立ちに、視聴者の私はだんだん和枝さんに同情してきたのだ。

さんざん「いけず」だった和枝さんが、少しずつ少しずつ変わってきている。この変化こそが、このドラマの魅力になっていることは間違いない!

あーあ、今日は和枝さんにめ以子さんがイワシのお料理を習うところから始まる。

めっちゃ楽しみーーーー!ごちそうさん

コロッケ明治座公演

コロッケ

今年の私の楽しみは3つある。エジプト旅行、コロッケのコンサート、ボンジョヴィのライブだ。

このうち、エジプト、コロッケのコンサートの夢は叶え、残すのは12月4日の東京ドームのボンジョヴィのライブだけになった。

昨日、コロッケ明治座公演を見た。

1部のお芝居も楽しめたが、やはり、コロッケは「ものまね」である。

2部のものまねショーは最高だった。いつもテレビでコロッケのものまねを見ると、大爆笑し、どんなに落ち込んでいても元気になってしまう。

いつか、生でコロッケを見たかったので、夢がかなって、今は大満足している。

一番見たかったのが、五木ひろしのあのロボットになって唄う「契り」。ロボットの形態で、五木ひろしをまねるその恰好には大爆笑するのだ。顔がいつの間にか志村けんになっているので、それを五木ひろしに直していくあたりは、コロッケの真骨頂。絶対に見たかったので、生で見て、大爆笑した。

2番目は恐竜のティラノザウラス。あの歩き方に、コロッケは天才だと思った。

1300人もの観客を大爆笑させるコロッケは、笑いの神様だ!

新ネタの落語ものまねを披露するあたりに、いかに、コロッケが日夜勉強し、努力しているかが垣間見れる。

人を笑わすことは泣かせるよりも大変なことだ。

そして、東日本大震災の復興の遅れなどを指摘し、自らがボランティアで応援している姿勢など、人間としてのコロッケの優しさがにじみ出るトークもあった。

ものまね芸人はたくさんいる。

コロッケが生き延びているのは、こんな魅力があるからだと思った。

とにかく大爆笑しっぱなしで、顔に皺が出てしまい、五木ひろしのまねみたいに、指で顔を直してみたが、元に戻らなかった。

『「飛龍伝 2010ラストプリンセス」』

飛龍伝


2月2日(火)

新橋演舞場でS社の3人の社員の方と、つかこうへいさん演出の「飛龍伝 2010ラストプリンセス」のゲネプロを拝見した。マスコミ関係者を招待するゲネプロは、本番ももちろんだが、一種独特の雰囲気があって面白いという伝説があるので、毎年、つかこうへい事務所のスタッフのUさんからいただくご配慮には深く感謝している。

演劇には蘊蓄のない私だけど、「蒲田行進曲」で、つかこうへいファンになった私には、たまらないゲネプロだ。

ただ、残念なことに、今、つかこうへいさんは肺がんとの闘病中である。ゲネプロだけにでも姿を現してくださるものだと思っていたが、いらっしゃらなかった。早く良くなられることを心の底から願っている。

今回の「飛流伝」では、40万人の全共闘を率いる委員長役が黒木メイサ。メイサちゃんはつかこうへい劇団の出身だ。つかさんが、闘病しているからからこそ、見舞うかのように、元気づけるかのように、実にクリアーで迫力のあるセリフを舞台にばら撒き、強烈なアクションとダンスを披露してくれた。


黒木メイサはまだ21歳。

60年安保闘争、全共闘世代よりも少しだけ新しい世代の私なので、実を言うとこの時代のことはあんまり知らない。それなのに、この時代には生まれていなかったはずの黒木メイサが、安保闘争で亡くなった樺美智子さんというモデルを、彼女なりに一生懸命に理解し勉強し、女委員長役・神林美智子を実に上手く演じていた。

テレビドラマでしか見たことがなかったが、実際のメイサちゃんは透き通るような白い肌と、日本人離れした抜群のプロポーション、そのお顔の美しさに惚れ惚れしていた。演技力も抜群なので、今後の黒木メイサちゃんには大期待だ。


共演した東幹久は劇中、アデランスのCMの苦労話をセリフに挿入、劇場は笑いの渦となった。つかさんは、リアルタイムの役者のアドリブを大事にする方なので、それにも大感激だった。

 つかさんの脚本と演出は、本当にいつも斬新で、本音と気骨と男気と人情味があって、人間の心の深淵にミシミシと迫ってくる。その目の優しさに涙が出てくる。

 ゲネプロを拝見した後、銀座に繰り出し、行きつけの居酒屋の「金陵」で飲み会になった。なんと、ガード下にある「金陵」は新幹線の工事のために、工事中は仮店舗での営業。ママさんや社長さんが、ウロウロしている私たちを発見してくれなければ、「笑笑」に行ってしまうところだった。

いい芝居を観た後のビールは格別。焼き鳥、サラダ、お刺身などのおつまみを取って、4人で「飛龍伝」談義。

「ぼくは東海村のそばに住んでいたから、あの人たちの気持ちがわかる」と、一人の方が言った。「飛龍伝」の中に、東海村で原発事故が起こり、放射能が漏れるというシーンがあった。無論、その方はまだ子供だったから、東海村に原発ができることになんの不安もなかったそうだが、今思うと、複雑な心境だとおっしゃった。

 このシーンの中に、曖昧にしか憶えていないが、こんなセリフがあった。

「原子力発電所はどうして田舎に作るの?国が安全と言うなら、皇居前広場にでも作れ!」と。
 
まさにその通り、さすが、つかこうへいさんの鋭い視点だと思った。

全共闘対機動隊のシーンの中にも強烈なセリフがあった。

「テレビ放映では学生が細粒弾やぼこぼこに殴られるところばかり流れて、機動隊が殴られるシーンは映らない。機動隊は社会の嫌われ者だった」とか、「機動隊の給料は朝から晩まで働いても7万円。なのに、運動やっている学生の親からの仕送りが13万円。タクシーでデモにくる学生がいる。やってられるかよ」

 ここにも、つかこうへいさんの、時代を生きる人々への、バランスのいいリベラルな思想が満ち溢れていて、胸がせつなくなった。

 まさに「右も左もぶっ飛ばせ的」な、つかこうへいワールドが大健在だった。

 S社の方たちも私も、つかこうへい芝居論に熱が入り、時のたつのを忘れてしまった。

 終電に間に合うかどうかの時間になって、「金陵」を後にした。

 まだまだ、お名残惜しかったけど…。


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